ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

海の浅瀬で飛び込み首の骨を折る⑦

どうも!暑くても夏大好き頸髄損傷ボーイさんちゃんです。

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夏真っ盛りですね!!暑すぎて世間は大騒ぎ。みなさんは熱中症対策されてますか?

頸髄損傷になると自律神経の影響で汗をかけなくなる人が多いです。人によってバラバラ。半分だけ汗をかく人とか局部だけかくとか不思議です。僕は一切かかないですが冷や汗は最近になってまたかくようになってきましたw(止まった年もありました)

汗をかかないとサウナにずっといるような感じになりぼーっとしてきます。

まぁこの暑い中でも熱中症対策をしながら外に出るのが大好きな変人さんちゃんです。

えー!そうです。熱中症対策をしない場合は多分危ないです。命の危険。。。

車椅子ユーザーは地面との距離が近いから太陽の照り返しでさらにやられます。

頑張って夏を乗り切りましょう^^そんな変人の熱中症対策動画はこちらです。


【必見】障害で汗をかかない人が教える熱中症対策!

 

前置きが長くなりましたが前回の続きはこちらから

 

wheelchairfamily.hatenablog.com

 

 

そう!大きなミスというのが

 

 

 

 

 

 

 

褥瘡(じょくそう)

(床ずれとも呼ばれる)

 

 

 

 

ができたまま訓練センター(施設)に行ってしまったことである。

 

なぜできたのか?

 

なぜ訓練センターに行ってしまったことがまずかったのか。

 

 

車椅子にずっと乗っていると同じ姿勢を保ったまま座っているのがきつくなります。そうなると体をひねったり反ったりこれも人それぞれ。

皆さん普段椅子にずっと座っていてもたまに姿勢を変えたりお尻を浮かしたりしますよね?あれと同じこと(除圧じょあつ)なんですが一定の場所に圧がかかり続けるとその皮膚が壊死して傷になっていきます。そしてひどいと感染症を起こしたりして死亡というケースもあるみたいです。褥瘡は危険!

僕はこの除圧動作をふまえて体を反る動作をよくします。

その動作の時に座っている腰の腸骨に車椅子のフレームがあたって褥瘡ができました。

感覚がないところなので痛みがわからなくずっとあて続けていました。

 

車椅子を変えて約3週間ぐらいでした。

 

 

褥瘡はすぐできて、治るのにすごく時間がかかります。

 

なぜ訓練センターに行ったのがまずかったのか。

 

施設と言っても看護師は常時数人いるのですが病院と違い手厚い看護と処置を受けれない。

 

 

病院→怪我や傷を治すなど

 

 

訓練センター(施設)→自立や体力強化など

 

 

目的が違うから治る時間も必然と変わってきますよね。

 

 

そんなことで治るのに約1年半かかりました。

(その分退所が遅れたのは察してください)

 

病院で褥瘡ができたときにちゃんと治してれば(あとの祭り)・・・

 

病院からは早く訓練センター(訓練課とよばせてもらいます)に行って自立をするんだーとそこで一緒に傷も治っていくであろうーっと安易な気持ちで訓練課に行きました。

訓練課の看護師皆さんに思考錯誤しながら処置してもらっていました。

 

 

生理用ナプキンつけたり母乳パットつけたり(笑)

 

肌に優しいみたい。

 

 

 

 

訓練課入所!

 

褥瘡を持ちながらも自立に向けて訓練が始まります。

 

 

 

どんなところか!?

 

入所者が100人ぐらいいて各自色んな障害を持ちながらも目標を決め社会復帰を目指していくんですが団体生活なので協調性も必要とされます。

 

ぱっと見、健常者に見える方もたくさん。

 

見えない障害と呼ばれ内部障害というやつ。

仲良くなった人で水や固形物が飲み込めないからゼリーにして食事を取っている人。見た目は健常者そのものだけど。。。

 

 

兎に角、色んな人がたくさんいます。

 

 

平日は

 

8時から8時半~朝食

 

9時から食堂で15分ほど朝礼。スケジュールやイベント、注意など。

 

9時45分から10時30分~1時間目の訓練

 

10時45分から11時30分~2時間目の訓練

 

11時30分から12時~マット開放。主に車椅子の方。自主練、ストレッチなど。

 

12時から13時~昼食

 

13時15分から14時~3時間目の訓練

 

14時15分から15時~4時間目の訓練

 

15時15分から16時ぐらいまでは話し合いや各々のプログラムがあります。

 

18時から19時~夕食

 

21時~点呼。部屋にいなければいけない。

 

22時~就寝

 

だんだん記憶が薄れていってるので時間が間違ってるかもですがこんな感じです。

 

 

 

ここでの訓練は各自にあったプログラムが組まれ体力訓練や学習など人によってバラバラです。この間にお風呂、受診や通院、リハビリ自主練などもあり平日はけっこう忙しいです。

土日は完全にお休みなので外出許可が出てる人は出掛けたり、家族の人が来てくれたりのんびりしている人もいれば自主練している方もいます。

大学みたいな感じでやることはしっかりやって残りの時間をどう使うかですね。

 

何のためにそこにいるの?

 

そんな感じの人も中にはいます。

 

 

この施設にいる目的や自分のやらないといけないことを考えると答えは出てくるのですがなかなかそううまくいかないのが人間。

障害はいいわけ!とか世間では言われたりしますがどうしようもならない時もあります。選択肢があればいいけどそれすらないときは言葉が出てきません。辛いですよね。そんなときもあっていいと僕は思います。

 

僕の辛い時は一人で車椅子を漕いでふらふらするのがストレス解消です。

自然に癒されます。

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話がそれそうなのでここで今一度。

 

訓練課はこんなとこだよざっくり!

 

・主に社会復帰自立を目指すとこ

・大学みたいに時間を合わせて自分がする訓練をする

・外出も許可が出ればOK!

・21時までには帰ってきなさいよ~(入れなくなっちゃうよ)

・集団生活だから協調性が大切

 

 

長くなったのでここで今回は終わります。

 

 

次回はついに最終回!訓練課の濃い中身と現在までの道のりを書きたいと思います。

 

 

 

追伸

 

僕の更新が遅れてすいません。いいわけになってしまうんですが私生活と結婚式準備などに追われてPC触ることができないことが増えています。書きたいことなど山ほどあるんですがスケジュール管理がヘタクソでうまく時間が取れていません。人よりも時間かかってしまいますが少しづつ頑張っていきますのでよろしくお願いします。