ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

そうだ、神戸どうぶつ王国へ行こう

 


 

こんばんは。

三度の飯より部屋の隅っこがすき、根暗えりちゃんです。

 

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先日兵庫県にある神戸どうぶつ王国に行ってきました。

 

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ハデなイルカショーとかはないし、動物界の大御所ゾウさん、キリンさん、ライオンさんとかもおらへんけど一日楽しめます。

 

1歳3ヶ月児はなに見てもわんわんかにゃんにゃんって言うんやけどな。

 

簡単に施設内をご紹介します。

車椅子ユーザーの介助者目線で。

 

 

 

 

 

 


駐車場

 

 

本来であれば館内入り口の近くに身障用駐車スペースがあります。


が、土日は混雑が予想されます。
実際お休みの日に行ったので駐車場自体が臨時駐車場に案内されました。

 

車椅子ユーザーなんですがと警備員さんにお伝えしたところ、臨時駐車場の中でも比較的館内入り口に近いスペースにお停めください。と案内してくれました。

 

ただね。

場所はたしかに臨時駐車場の中では館内入り口に近いんやけど、普通の駐車スペース。

 

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駐車してしまったら乗り降りできへんねん。


まだ自己運転じゃないから駐車する前に乗り降りできたけど、車いすユーザーが運転してるとなると厳しいかと思います。


ここは改善の余地ありかも。

警備員さんがいてるから伝えたらどうにかしてくれるんかもしれへんけど、こんな手間もないのが理想やんな。


あくまで臨時駐車場やから仕方ないんかな。

 

 

 

館内

 

 

全天候対応とあって、館内が充実しています。

 

室内でご飯食べながら外でやってる犬のショーみれたりするし、まあ無理に外でんくてもいいかなという感じです。
でたけどな。(でたんかい。)

 

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外にはカンガルーやらペンギンやらもいます。
ザリガニ釣りもやってました。

 

カンガルーって飛び蹴りするんじゃないん?と思いつつ車いすでもこんな近くで触れ合うことができます。

 

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さわれます。
餌をあげることもできます。

ワンコインです。(100円。)

 

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道はジャリジャリしてるけど幅あるし自走で問題ありません。

 

日焼けを気にする方用に日傘の無料貸し出しもあります。

こういうサービスって優しいですよね。

 

 

室内はいくつかのエリアにわかれています。

 

一時期話題やったハシビロコウはお会いするのに40分待ちやったんでやめました。

1歳3ヶ月児40分モ待テナイ。

 

かわりにアルマジロ見ときました。

ダイオウグソクムシダンゴムシあわせたような絶妙ないきものやった。

 

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なんかね、ほんまに普通にその辺に動物おって。

こどもは大興奮すると思います。

あちこちに興奮してる子がいてたわ。

 

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どうぶつとふれあった後の手洗い場も要所要所にあるので安心してさわれます。

煮るなり焼くなりどうぞ。(あかん。)

 

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トイレ

 

 

中は見れませんでしたがトイレも完備されています。


男性用と女性用それぞれに分かれて身障トイレがあるので異性の介助者な場合は戸惑いを隠しきれずにこぼれ落ちるかと思います。

 

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トイレ事情は極めて難しいです。

 

子どものオムツを替えるスペースは独立してました。
連なったベッドが6つほどあったように記憶してます。

授乳室もありました。

 

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食事

 

 

ご飯を食べるところは何ヶ所かあります。

私たちはバイキングに行きました。

 

車いすでもじゅうぶん通れる幅やし机も問題ありませんでした。

子ども用の椅子もあります。

 

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ちなみに初めて出会いました紙のストロー。

 

やっぱりどうぶつ王国ってだけあって環境問題と向き合ってるんやろか。

のみすすめてるうちに吸い口が若干ふにゃふにゃになりましたが想定内です。

 

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まとめ

 

 

こどもにも車いすユーザーにも比較的動きやすい施設やと思います。

時折行われる餌やり的なイベント時はその周辺ごった返してたけどな。

 

道幅もあるしクーラー効いてるし、室内でもどうぶつと触れ合える環境が整っているのって助かりますよね。

 

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私たち以外にも子連れの車いすユーザーがいてたんで、きっと使い勝手のいい場所なんやと思います。

 

身障手帳があれば本人と介助者は半額です。

 

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少しずつ外に出やすい季節になってきたので、ぜひお出かけの候補にいかがでしょうか。

 

 

『子どもの遊び場で車いすも可能な場所』という条件をクリアする場所は意外と見つかるもんです。

 

とはいえ、車椅子で行けない(行きにくい)からといって遊び場所の選択肢をせばめるのはこどもにとって良くないと個人的には思っているので、複雑な車椅子ユーザー心を気にしつつも気にしないようにしてパパ抜きでお出かけもします。

 

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そりゃあね、もちろん一緒がいいけどね。

 

こどもの可能性や感受性を育てるためにも、そこはへそを曲げずお留守番しててもらいたいところではあります。

一緒に遊びに行くだけがすべてじゃない。

(あくまで個人的な意見です。)

 

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女心と秋の空、えりちゃんでした。