こんばんは、えりちゃんです。
今日は施設入所に必要なものについてまとめます。
受傷をし、入院している間に主治医から自立訓練施設入所を勧められることが多いかと思います。
自立訓練とは、障害のある人が自立した日常生活又は社会生活ができるよう、身体機能や生活能力の向上のために必要な訓練を行います。
脊損で有名な訓練センターは国立障害者リハビリテーションセンターになるのでしょうか。
自立訓練(機能訓練/頸髄損傷等) | 国立障害者リハビリテーションセンター
入院と入所と、似ているようで非なるもの。
必要なものが大きく変わります。
受傷者本人が入院中に話が進んでいくため、入所に必要なものは家族が用意することが大半かと思います。
これから入所を検討されている方やその家族に届きますよう、数年前の話ではありますが思い出せる範囲で施設入所に必要だったものを書き記していきます。
※施設によって違うかと思うので参考程度にお読みください。
【(まさかの)大型家具】
・ベッド用テーブル
入院中は当たり前にあったあのベッド用のテーブルです。
我が家が利用した施設はテーブルがありませんでした。
退院するときは寄贈してきたので笑、運が良ければ前入所者のものが継承されるかもしれません。
ちなみに我が家が購入したテーブルは、テーブルにコンセントがついているものにしました。
・ハンガーラック
生活をしていく上で、自分で服を整理していく必要があります。多数の方がハンガーラックを常備して上着をかけていました。
ありがたいことに我が家は前入所者から承継しましたので購入に至りませんでしたが、重宝する一品です。
・カラーボックス
部屋に棚は設置されていますが、いかんせん生活をしていく空間なのでモノがおさまり切りません。
なので別途自前で棚を用意しました。
部屋は広々としているので棚を置いても十分車椅子が通れる幅も確保できます。
カラーボックスを組み立てるにはもちろん、家族の力が必要です。
・その他気になるもの
お部屋にテレビはありませんでしたので、人によっては買われているようです。
冷蔵庫は共有のものがありました。
【生活用品】
・洗濯セット
あくまで【自立】が目的なので入院中のように服を家族が持って帰って洗ったものを持ってきて、ということはしません。(人による?)
洗濯機や乾燥機、干す場所があるので、入所者自身で洗濯をします。
そのためハンガーや洗剤、洗濯物をいれるカゴ等一式が必要になります。
・お風呂セット
シャンプーリンスボディーソープ洗顔髭剃り等々、すべてひとつのカゴに入れてまとめていました。
バスタオルももちろん自前です。
お部屋には共有の洗面台があるのでそちらには歯ブラシセットを設置。
・服一式
入院中はパジャマだったとしてもここからは生活が始まります。
自立に向けてのカリキュラムもあります。
余裕も出てきて見出しなみも気になりだします。
・その他もろもろ
細々としたものですがティッシュ、ゴミ箱、ペン立て、S字フック、ファブリーズ、まくら、褥瘡予防クッションも用意しました。
どんどんとものが増えていき、加湿器やノートパソコンなども最終的に買いました。
入院、ではなくあくまで場所を提供してもらった生活をする拠点なので必要なものはどんどん増えていくようです。
施設で生活をしていくうちに、自身でできることは増えますし、周りの先輩入所者を真似ながら入所者自身で物を揃えるようになります。
近辺のドラッグストアに出向いたり、Amazonや楽天を利用して施設に届くようお買い物をしていたり。
なので家族の手が必要なのはやはり入所が決まった時点が一番大きいのではないでしょうか。
こちらに記載したのはあくまで一例。
入所が決まる前に見学があるはずなので、そのときに施設や様子や必要なものをしっかりと確認してからご用意くださいね。