ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

車椅子が雪道を走行するためのタイヤ装備を探してみた6選

1月ももう半分終わってしまいお正月が恋しい車椅子ママのみっちゃんです。
時間の流れが早い。早いよ。。
 
お正月は実家の両親と子どもたちと一緒に
雪遊びに連れて行ってくれるとのことで、
雪の降る山間部まで遊びに行きました。
 
さてさて。
 
雪国に住んだことも行ったこともない私は、
車椅子の雪用装備など持ち合わせていません。
 
雪遊びをするなら、まずは手袋ですよね。
それから、ニット帽。耳当て。雪用スボン。
それからそれから・・・?
 
いやいやいや!まず、車椅子の自分が動けないと!!
 
ということで、
雪道を走行するための
車椅子タイヤ装備を探してみました。
 

オフロードタイヤ

 

車椅子にもオフロード用のタイヤというものがあります。
今回、お世話になっている業者さんに相談したところ
ホイールごとレンタルさせていただきました。
 
車軸の長さが車椅子によって違うので、
車軸の長さを調節したり、
間にスペーサーという部品を取り付けて
自分の車椅子に合わせて調節して使うことができました。
 
OXで使用していたタイヤを、TIGに取り付けました。
車軸の長さが若干足りなかったので、
ネジ部分を回し、車軸を伸ばして装着。
 
【使用してみた感想】
シャーベット状の雪なら楽々、
数センチの雪なら腕の力で漕げるし滑ることもなかったので
ノーマルタイヤよりも快適に雪道を走行できたのでは
ないかと思います。
しかし、足跡がしっかりつくくらい積もった雪の上は
案の定力ずくでも移動することは困難でした。
雪が固まってボコボコした雪道もかなり走行は難しかったです。
 
降り積もって踏み固められた雪の上を走るときには、
前輪を上げた状態で前後から引っ張って動かしてもらうしかありませんでした。
 
 

ホイールブレード(キャスタースキー)

前輪に取り付けられるスキー板状の装備です。
これがあると雪に前輪が埋まることなく走行できそうです。
オフロードタイヤと組み合わせると安心ですね。
 

リタイヤトラクション

タイヤカバーです。
着脱や持ち運びが簡単そうですね。
サイズは24インチのみですが、
元々のタイヤを交換する必要がないので便利です。
 

スノースリップガードおでかけリング

こちらの商品はノーマルの車椅子タイヤに巻き付けて使うタイプの
車椅子タイヤチェーンです。
タイヤを取り替える必要がないのは手軽でありがたいですね。
お値段もタイヤを一式揃えるよりずっとリーズナブルです。
 
 

キャタピラー車椅子

悪路を走行するなら、このくらいの装備をした車椅子なら楽々走れそうです!

ただ、雪道を走るためにもう一台専用の車椅子を所有することになりそうですが😂
これでスーパーに行ったらレジを通るのは難しいでしょうね。
アウトドアには最適でしょう。
 
 

フリーウィール

こちらを取り付けると凸凹道の走行しやすいようです。
雪道だとどうだろうと思ったのですが、
海外の動画にこのようなものがあったので
雪道でもなかなか心強いツールなのではないでしょうか。
 
最後に
 
「雪遊びに行く」という目的から、
車椅子がどうやったら快適に雪道を走れるか?
調べてみたところ、色々とツールがあるようでした。
雪だから外出はやめておこう・・と
諦めていたことも、装備さえあれば
なんてことない壁だったのかもしれません。
(もちろん、ドカ雪でドアも開かないような豪雪となれば話は別ですが)
車椅子ユーザーが楽しもうと思えば
それに応えてくれる装備があります。
レッツエンジョーイ!

ないない尽くしを生き抜く

気づけば年の瀬、足早に駆け抜けた2021年ももうおしまいですね。
ウィルチェアファミリーにとっては限界を知る苦しい年となりましたが
受賞や新メンバーの追加など嬉しいこともありました。

新しい年が私たちにとっても
皆様にとっても、良い年となることを祈ってます。

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ご無沙汰しています。
こんな年の瀬にまた支援のエアポケットに陥り、足掻いてるのりちゃんです。

支援のエアポケットに陥りやすい性格

私の場合は性格と障害特性が紙一重
さらにそこに生育環境による要因が重なり、
『人に頼る』『人に任せる』『人を信じる』が非常に苦手です。


あなたはこんな性格ではありませんか?

・困っているという表出が苦手

・人に頼む際のやりとりや、すり合わせなどのコミュニケーションが苦手

・完璧主義で自分の思う通りに動いてもらえないとしんどさを感じる

・自分の体調や限界に気づきにくい

・人の顔色を伺ってしまう、人がどう思っているかを必要以上に気にしてしまう

・何にでも真面目になりすぎてしまう、手が抜けない


私はこの性格で支援のエアポケットに陥りやすいのですが
あなたは支援が必要になった時、
うまく周りを頼って必要な支援を獲得し、置かれた状況の中でピンチを切り抜けられますか?


手がない

先日出産し、今回も前回同様、
里帰りしない・親を呼ばない家族だけで乗り切る産後を過ごしています。


どうして親を呼ばないの?

私の実家は自宅から600キロ離れた遠方、そしてコロナ禍。
それから一般的な家庭で育った方は想像もつかないかもしれませんが
私と母は一緒に暮らした18年で
産後を素直に任せられるような信頼関係を築くことが出来ませんでした。

実母とはいえ、わが家に来てもらえば
私にとっては『お客様』。

産前産後のしんどい時期に
お客様の対応をできる気力も体力も私にはありませんでした。


ですが、手がなくとも生活は回さなければなりません。
そこで私が考えたのは、夫婦双方にヘルパーを入れること。

ですが夫婦間の話し合いで、無しになり
困り果てた私は保健師さんに相談しつつ、
今回は機械に頼ることにしました。

この辺はまた別の記事にでも。


ここは田舎、共助の世界

最も不幸だったのは、私たちが住んでいる場所が田舎であったことかもしれません。

田舎は大抵のことが共助で賄われるという性質を持っています。

親類縁者、友人、近所で相互に助け合いながら生活を賄うのが当たり前の地域では
公助へのニーズが少ないのです。

大抵の人が共助で何とかなっている状態の中には
公的支援は生まれにくいのです。

田舎で頼り手のない核家族は、マイノリティなのでした。


陣痛タクシーがない

困ったのは陣痛タクシーがなかったこと!

1人の時に産気づいたらタクシーで病院に行くつもりでいたところ、
保健師さんから「この地域のタクシー会社は陣痛妊婦は責任が持てないから断ってそうよ」と知らされました。

陣痛タクシーがあるのは隣の市で、
自宅まで頑張っても30分はかかります。

それに旦那の職場もその市にあるため、
「荷物はパパの車に積んであるし、タクシー呼ぶならパパ呼んだ方が都合がいいよね…」
と、隣市の陣痛タクシーに登録することはありませんでした。


○ネットスーパーがない

驚いたのはネットスーパーや宅配弁当の類が皆無だったことです。
もちろんウーバーもありません。

7年前、上の子の妊娠時に調べた時にはあったはずの宅配弁当すら
今回無くなっていたのは
地域での需要がなかったからでしょうね。

こうなると頼れるのは、2週間先の注文をするというハードル高めの生協と旦那だけ。

ということでまた、
冬眠前の小動物のようにせっせと産前に物を買いだめ
冷凍庫に作り置きや買い置きを貯蔵したのでした。

(産前に冷凍ストックを作り、産後は具だくさん味噌汁やスープを大量に作るとなんとかなりますよ。
最近は冷凍おかずの宅配を専門にしている業者なんかもあって便利ですよね。)

ああ、セカンド冷凍庫が欲しい!
置くとこないけどっ。


○雪かきサービスがない

目下の課題はこれ。
エルニーニョで今年も大雪……なんだけど
頼れる雪かきサービスがない!

正確にはない訳では無いのですが
世帯主に障害があって雪かきは難しいけれど、働いているという想定がなされていないのです。

玄関前のみで車庫前はダメとか、
出勤時間までの時間帯はムリとか。
わが家のニーズとサービス内容とがズレているわけです。

市役所に相談に行けばいいのでしょうが
そんな時間と余力があるなら寝たいのが本音…。

支援を勝ち取るには、心身に余裕が必要なのです。


保健師さんからは産後の雪かきは反対されましたが
場合によってはせざるを得ないだろうと思っています。


車椅子の夫に頼みにくいこと

障害故に難しいこと、できるけれどなかなか大変なことが
想像できるが故に強く言えないことも中にはあって
洗濯や買い物、お風呂掃除はお願いし辛いところ。

自分でやるしかないからやるけれども、
しんどくないわけではないのです。

特に買い物は天候が悪いこの時期は
ちょっとの買い物でも頼みにくかったり、頼んでも「すぐじゃなくていい」と言ってしまいがちですし
1回で運べる量が限られるので、必要な物の中から厳選して伝えがちになります。

必要量の全てをお願いするとなると
彼は雨や雪の中、
毎日のように買い物に行かなくてはいけなくなるでしょう。

おむつや生理用品など消耗品は残数にヒヤヒヤしながら使ったりもしていましたが
ネット通販で注文してしまった方がお互い楽なものもあります。

自分で在庫確認して必要なら買う、店で価格を見て買うのと、
これとこれとこれを買ってきて!と言うのとは
違うなぁと感じます。


だからといって赤ちゃんを旦那に預けて自分で買い物に行く体力も
産後3週間ほどはありませんでした。

「買ってくるもの言ってくれれば行くよ」
とは言われても
無理はして欲しくないなと思うからこそ遠慮してしまい、
お互いストレスになっていたかも知れません。


インターネットという新しい共助

近くで私自身が頼れるのは公的支援(今回の場合は保健師)のみでしたが、
産後の私を助けてくれた存在がありました。

それはSNSで知り合った人たち。

もちろん皆、何百キロも離れた地に住んでいて
物理的な手を貸してくれるわけではありませんが
話を聞いてくれて褒めてくれて一緒に怒ったり喜んだりしてくれます。


なんて思っていたら、
SNSの知人に送っていただいていた介護用防水シートが
破水時にとても役に立ったり、
産後も、ありがたいことにお菓子や冷凍品などが次々送られてきて
わたくし、何とか産後の1ヶ月を生き延びれました!!

あれ?SNSスマホの向こう側の関係の方々に
物理的に助けられてる!

ああ、これも新しい共助のかたち。


最後に

私のように、普段はなんとか生活を送れていても、
ほんの少しのイレギュラーによって簡単に崩れ落ちて
途端に支援難民になってしまうという人も案外多いのではないでしょうか?

「困ってからでいいや」と先送りせず
早め早めに情報だけでも得ておくこと、
いざという時すぐにサービス開始できるよう、手続きだけでも済ませておくこと、
共助ネットワークの礎づくりをしておくことを強くお勧めします。

守るべきものを守れるようにするために。

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それでは皆様、良いお年を!
来年もウィルチェアファミリーをよろしくお願いします。

車椅子ママが整理収納について語ってみた【キッチン編】

こんばんは。

料理は自分の好きなものしか作らない、車椅子ママのみっちゃんです。

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車椅子ユーザーのお母さん達が、どんなキッチンを使っているのかがとっても気になります。色んなお宅にお邪魔して拝見したいくらい。笑

どんなキッチンを使っていて、高さはどのくらいで、どんな収納がついてるの?

車椅子との相性は?使い勝手の良いポイントは?

 

今回は整理収納のキッチン編として、我が家のキッチンを例にご紹介します。(持論です)

  • 極論、キッチンは映えより使い勝手。
  • 収納をなくしたキッチンにこんな収納を足しました
    • IKEAのワゴン大小
    • 無印のスタッキングシェルフ
    • イケアのウォールラック
    • ニトリのNインボックスシリーズ
  • 逆にココには収納はあった方がいいと思った場所
  • ボックスは取手付きがよい理由
  • おわりに
続きを読む

アイデア賞を受賞しました!

車椅子ママのみっちゃんです。

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一般社団法人むすび主催のモノづくりコンテストに

ウィルチェアファミリー名義でアイデアを応募しました。

 

welserch.com

 

車椅子ママの先輩である又野亜希子さんのベビーベッドを

モチーフとして応募したところ、

なんと、アイデア賞をいただけました〜〜!

 

テーマは【車椅子に座ってお世話できるベビーベッド】

 

車椅子ユーザーにとって既製品のベビーベッドはどこが使いづらいか?

 

・対面でお世話するには膝がベッドの下に入る必要があるが、足元があいているタイプは少ない(ものが置けるような棚になっていたり、高さや、扉の開閉方法による)

・扉のロックの位置が高い、また扱いづらい

・アプローチできる扉が少ない

 

などなど。

 

それを解消するにはどのような解決策があるかを提案したものが

今回のプロダクト案でした。

とはいえ、説明文の他に描いたのは一枚の手書きの絵のみ^^;

掲載にあたってプロの方にわかりやすいように描きなおして頂きまして、

作品集に掲載させていただけることになりました。

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このような賞をいただけたことはとてもありがたいことですが、

世に出てこそ車椅子パパママにお役に立てるものです。

しかしながら、

ウィルチェアファミリーは任意団体のため

現時点で経済力や商品化する力があるわけではありません。

そのため、まずは商標登録を検討しているところです。

 

私たちの活動は、車椅子ユーザーが臆することなく

パパママになれる社会になるよう、

心配や不安の種を取り除いていくこと。

それは商品開発であったり、

お困りごとの相談であったり、情報提供であったり、

そうした地道な取り組みを継続していく必要があります。

 

今後のウィルチェアファミリー発展のためにも、

皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

wcfwcf.thebase.in

↑車に使用するマグネットステッカーや、

可愛いオリジナルステッカーを販売しています。

suzuri.jp

↑文房具や衣類、雑貨など、様々なグッズを取り揃えています。

あの有名な本にウィルチェアファミリーの名前が…!!!?

 

こんばんは。

 

早速ですが、パーフェクトワールドというマンガをご存知でしょうか?

車椅子ユーザーも、そうでない方も、一度は耳にしたことがあるかと思います。

 

ドラマでは松坂桃李さん、映画では岩田剛典さんが演じたあの有名な有賀りえさんの作品です。

 

パーフェクトワールドをきっかけに、車椅子に興味や意識を向けた方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

 

パーフェクトワールド|Kiss -読むと恋をする- 講談社の女性漫画誌

 

車椅子ユーザーでも恋愛はできるし、家庭を築くこともできるんだよ。

そんな温かい後押しをしてくださる作品でもありました。

 

ウィルチェアファミリーとしても、車椅子ユーザーの恋愛や家庭を描いた素晴らしい作品が車椅子と無関係で生活していらっしゃる方の目に触れることになり嬉しい限りです。

 

そんなパーフェクトワールドにウィルチェアファミリーの名前が載っていることを皆さん、ご存知でしょうか。

 

今までお声がけいただいたことはないのですが、実は見つけてたよ!という方がいらっしゃったら是非お声がけください。

とても嬉しいです😊

 

パーフェクトワールド12巻(最終巻)をお持ちの方は是非、一度ウィルチェアファミリーを探してみてください。

 

「パーフェクトワールド」既刊・関連作品一覧|講談社コミックプラス

 

見つけてくださったら泣いて喜びます😂

隅々まで読んでいただけたらきっとでてくるわたしたち。

 

どこに載っているかは、また次回。

 

 

 

 

 

車椅子親家庭が諦めがちなこと

随分と寒くなってきましたが
皆様、いかがお過ごしですか?のりちゃんです。
お久しぶりです。

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先日、小学校から配られたお便りを眺めながら
「こういう時なんだよなぁ…」と思った、
車椅子親家庭が諦めがちなことについて
今日はお話しようかと思います。


子ども向けイベント

私の住む市では頻繁に様々なイベントが催されます。
子どもが好きそうなイベントも多く、
今回配られたお便りも子ども向けイベントです。
それも、息子の好きそうなもの。

連れて行ってやりたいなと詳細を見て
ため息をつきました。

【駐車場なし。駅からシャトルバス運行】

このパターンの多さよ…

連絡というハードルの高さ

事前に電話をかけて
「車椅子はバスに乗れるか?」
「車で行くことは認めてもらえるか」
という連絡と交渉をしなければなりません。

または私がひとりで連れていくか…。

連絡交渉くらいすればいいやん!
とお思いでしょうが、こんなことが日常茶飯事なのです。
何かをしようと思うと、行こうとすると、参加しようとすると
連絡と交渉の嵐。たらい回しの嵐。

そして私が行けない場合、
私が子どもを連れて行ってやりたいと思っても
旦那がそこまでして行かんでええよと言えば、
それで終わってしまうのです。

「ちょっとパパ、これ行きたいんやて。連れてってやってきてよ」
が、言えない。

連絡・交渉がある、それだけで
ハードルがグッと上がってしまいます。

嫁が連れて行ってやればええやん!
と思われますか?
まぁそうでしょう。

ですがパートナーも用事や体調等、様々な理由を抱えています。
常に「私が頑張らないとこの子は体験ができない!」と気を張るしんどさがついてまわります。

困難だろうと予想した瞬間、
「諦める」を選択することに慣れてしまっている車椅子ユーザーやその家族も多いのではないでしょうか。

排除は意図しないところにもある

“普通”や“当たり前”の枠からはみ出ていることで
子どもが不利益を被らない社会ならなと
時々考えます。

もしも「シャトルバスに乗れない場合はご連絡下さい」「シャトルバスに乗れない場合に限り駐車場〇台確保あり」と記載があれば
【参加する】を実現できる人もいるのです。

例えば小さい赤ちゃんを連れたママ
例えば足の悪いおじいちゃん
例えば車椅子に乗った親
例えばシャトルバスという閉鎖空間に耐えれない子ども

書き方ひとつ、事前の用意体制ひとつ、
主催者の意向が見えるか否かで、
ただそれだけの事で参加できるできないが
決まってしまう層がいるのです。

主催者とて、意識して排除しようと思ってなどいないでしょう。

ですが、こんなところにも
排除はあるのです。

日常の中に、当たり前に潜んでいます。

不利益を被るのは…

車椅子の親が排除された結果、不利益を被るのば誰でしょう?
不利益を被るのは子どもたちになってしまうのです。

親の付き添いが必要な、
山登りや公民館の製作イベント、屋外イベント、
他にも様々な場所で

私たち車椅子の親やそのパートナーは
「ここは段差があるの?エレベーターは?」
「これはどこまで親が手をかさなきゃいけない?」
「それは自分に出来るサポートなのかなぁ」
「子どもがトイレと言ったら付き添えるようなトイレ?」
「駐車場はある?駐車場はどんなタイプ?」
「会場の混雑具合は?」
様々な不安が頭を過ります。なぜなら子どもの“保護者”だからです。

想像してみてください。

たくさんの不安を抱え、断られるかもしれないのに
事前の電話連絡をするハードルの高さを。


だから障害者は親になっちゃいけないんだよ?

そんなことを言う人たちも居ますが
論点がズレています。

私たちはただ、ほかの親と同じように
保護者として子どもたちを楽しませたいだけです。
自分たちのハンディキャップが理由で子どもの経験や楽しみの機会を奪われたくないと考えているだけです。

社会には歩けない親、歩けなくなってしまう親、選択肢の狭い親もいるのだということを
想定して欲しい、または選択肢を提示して欲しいのです。

交渉能力の是非に左右されずとも
参加が叶う、そんな環境になって欲しいと切に願いながら
日々、育児に追われています。

キャンプしよう!車椅子キャンパーに準備や心得を聞いてみた。

こんにちは、車椅子ママのみっちゃんです。
 
行楽シーズン、家族で外に出かけやすい気候になってきましたね。
ショッピングモールや博物館ならまだしも、屋外の自然豊かなところ・・というのは、車椅子ユーザーにとってちょっとハードルが高いと感じることがあります。
我が家でも「冒険少年」のあばれる君に憧れ、キャンプやBBQが好きな長女が、いつか本格的なキャンプをしたい!と夢見ているようです。
これは叶えてあげたい。
 
今回は、キャンプや山登り好きな旦那さんを持つ車椅子友達の聖子ちゃんに、車椅子キャンパーの心得を伺いました。
(車椅子や身体的事情は人によって様々なので、どなたでも大丈夫!行ける!とはならないですが、「キャンプしてみたいけどできるのかな?」と思っている車椅子ユーザーに少しでも参考になれば幸いです^^)
 

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みっちゃん:
今までキャンプに行って、車椅子ユーザー目線でもトイレや設備が整ってるなぁー!と思えるような施設はあった?それとも、どこもある程度手を借りないとひとり行動は難しい感じだった?
 
 
聖子ちゃん:
こちら(九州方面)のキャンプ場事情だと、キャンプ場に車椅子トイレが設置されてるキャンプ場もあって、テント場からトイレまでの道のりもスムーズに行ける施設もあったりするよ。
テント泊が厳しい方はキャンプ場敷地内にコテージが設けられいて、そこがバリアフリーだったりする建物もあったり。
まあ、数が少ないけどね。
それから、基本キャンプ場は草地や砂地だから車椅子走行は力が必要かな。
 
 
みっゃん:
そうなんだね。いきなりテント泊じゃなくても、コテージから入るのもありだね。
キャンプとなると寝る場所の確保が健常者より大掛かりになりそうなイメージ。
いつもとは寝る場所が違うのって楽しみでもあり、不安でもあり・・寝るときのキャンプグッズはどんなものを使ってる?
 
 
聖子ちゃん:
寝具はほんと自分に合ったものを選んだ方がいいよ👌
褥瘡できたら笑えん(笑)
近年はキャンプグッズが充実してきてるから、テント内に設置できる持ち運び可能な簡易ベッドもあるから、床トランス厳しい方にはオススメ♪
ちなみに私はいつもエアーベットの上に寝袋な感じ。
 
 
みっちゃん:
簡易ベッドあると助かるね。硬いとこでは絶対寝られん(汗)
寝具選び大事やね。エアーベッドなら私の仙骨も無事でいられそう(笑)
キャンプ場の多目的トイレはどう?
 
 
聖子ちゃん:
キャンプ場に車椅子ユーザーが訪れることは少ないこともあって、車椅子トイレをずっと開けてないキャンプ場も。多少汚いトイレでも『拭けばなんとかなるか!』ってサバイバルメンタルも養われてきたよ!
だから、虫の死骸&クモの巣だらけのトイレでもわりと平気で行けるようになった(笑)
 
 
みっちゃん:
さすがキャンパー!(笑)こればかりは慣れだね。
 
 
聖子ちゃん:
あと、これは車椅子ユーザーあるあるかもしれんけど、標高高めな山でのキャンプ場では、お漏らし度高め!そうすると、翌朝は足の浮腫が取れてる。
 
 
みっちゃん:
車椅子ユーザーあるある衝撃的!!気圧とかの関係なのかな。むくみが取れるのは嬉しいけど、失禁対策は必須だね。ちなみに排便はどのタイミングに済ませてキャンプ行く?
行く前や、行った先で体調面で気をつけてる事はある?
 
 
聖子ちゃん:
排便は前日に出していくよー!
高地になればなるほど昼間と朝晩の温度差が激しいから、体温調整難しい方は防寒対策するのがオススメ!
私は11月に山奥でキャンプして、明け方2℃くらいに気温が下がって寒くてガタガタ震えて死んだと思ったよ(汗)
 
あとは、ダニや虫刺されに注意かな!
足元は感覚がないから刺されても気付かんとよね。
私、足首まわり100箇所以上にダニとか虫刺されて、完治に1ヶ月以上かかってしまった・・(汗)
夏でもサンダルじゃなくて、足元を守る工夫がオススメ。
 
 
みっちゃん:
やっぱ自然の中で排便は避けたいもんなァ。トイレ対策必須だね。
ダニにそんな刺されたらすっごくかゆそう…感覚ないと落とし穴だね。
 
 
聖子ちゃん:
私のキャンプ経験は100%夫のお陰で、結婚前はキャンプできるって1ミリも思わんかった。
 
 
みっちゃん:
そうだよね。車椅子でキャンプやろう!ってなると、結構ハードルが高いと思うのよ。経験者がいないと、どこから??ってなるし。
アウトドアを一緒に楽しもうってリードしてくれる旦那さんがいるって素敵だね。
 
聖子ちゃん、色々興味深いお話聞かせてくれてありがとう!
 
 
ラジオパーソナリティや、講演会、シンガーソングライターなど、多岐にわたって活動しているパワフルな聖子ちゃんのインスタグラムはこちら
キャンプの詳しい様子などの投稿もありますので、興味を持たれた方は見てみてくださいね。