ウィルチェアファミリーチャンネル

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車椅子パパと1歳次男のチャレンジ

こんにちは

のりちゃんです。

 

チャレンジ

 

春先のことです。

初めて子どもたちを連れて

車椅子の夫が散歩がてら買い物に出ました。

 

ちょこまかと走り回るようになったばかりの1歳3ヶ月児を

果たして夫は散歩させれるのか?

と、少々ヒヤヒヤしましたが

念の為の迷子リードを付けて(長男のお古)

夫に抱っこ用のチェアベルト(長男のお古)を渡し

長男に「頼む!」と告げて見送りました。

 

任せる勇気

 

雪解け間もない雪国で

次男、まだまだ自分でお散歩経験も少ないのです。

 

歩き始めが早かったこともあり、

1歳3ヶ月ですが、既にすごい速度で走り回ります。

 

ですが当然まだ交通ルールも、入っていい場所悪い場所も

何もわかっていませんし、

行きたい方向に急に走っていったり、急に立ち止まったりしゃがみこんだりもします。

 

色んなことがわかるようになってから歩いて欲しかったなーなんてちょっと思ったり。

 

長男と車椅子の夫が初めて2人でお散歩したのは2歳の頃でした。

近所を回るだけなのに、ハラハラしたのを思い出します。

 

1歳3ヶ月…。

長男とは違い、夫の膝に大人しく座るタイプではない次男…。

 

夫と子どもたちを信頼し、

任せる勇気、手を離す勇気も必要です。

 

 

長男の活躍とイチゴジャム

 

車の掃除をしながら3人の帰りを待つこと1時間。

 

夫の膝に抱かれてイチゴジャムを握りしめる次男と

夫を押す長男が無事帰宅しました。

何度か転んだそうですが、

ケガもなく無事でした。

 

だけど長距離となると次男が歩けるわけもなく、でもやっぱり膝に座ってられるわけもなく、

途中までは片手ずつで抱いて漕いでの交互でなんとかなるけれど

長距離はなかなか難しく、長男が押してくれたんかなと。

 

(これを子どもに介助させてるという人もいますが、そう言ってる方々よりは遥かに私たちはヤングケアラー問題には敏感です。長男の性格や家族の関係性、色々ここには書かない部分もあっての、長男を頼ったという事実になりますので、ご理解ください。)

 

尚、長男は押し慣れてないから

車椅子の介助法は知らず、

私の目の前で2人が車椅子からぶっ飛びそうになっていたのはご愛嬌。

 

これからどんどん次男も夫と出かけて

“パパとのでかけ方”を身に付けて行くんでしょうね。