ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

みんなの理解が大切、第二子問題

 

 

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昨日、職場でご飯を食べているとき。

 

妊娠出産の話になり、おきまりの、『2人目は?』という質問を受けました。

 

 

車椅子ユーザー家庭の皆様は、お子様何人いらっしゃるのでしょうか。

 

我が家はひとりっ子です。

わたしは兄弟がいてるので、もともとは子どもも複数人育てたいと思っていました。

 

が、今の状況では、理想と現実は大きく違ってます。

 

数年間妊活をしたうえで授かった愛息子なので、ひとりっ子だろうが子どもと巡り合えただけでもちろん感極まることなんですけどね。

 

 

万が一、わたしがいま、妊娠したら。

 

について今日は考えていきたいです。

 

第一子の妊娠時、わたしは悪阻で入院しました。

3ヶ月弱、ご飯が食べられませんでした。

ゼリーを食べては吐き、水を飲んでは吐き、点滴をしては吐き。

それでも栄養は必要なので24時間体制で点滴をし、吐き続けていました。

 

第一子と第二子の妊娠では違うかもしれない。

でも、もしまた悪阻で入院することになったなら…?

 

2歳児は誰が園に連れて行く?

誰がお風呂に入れる?

誰が寝かしつける?

 

車椅子パパは施設です。

もうすぐ退所とはいえ、ひとりで2歳児をみれるかというと、きっと無理。

今までも、父子2人で遊ぶのは子どもがご機嫌なときの30分ほどだけです。

 

となると、わたしの親に頼むことになる。

親も仕事をしているので、かなり無理をしてもらわないとまわらない。

 

それを考えるだけで恐怖です。

 

 

加えて、今わたしは正社員として働いています。

悪阻入院は傷病手当がつくかと思いますが、産休、育休となると給与が手取りの7割になる。

 

大黒柱の給与が発生していない今、たかが3割、されど3割で致命的。

経済面の苦労は、心の余裕不足に直結する。

 

 

他にもいくつか不安な点はあるけど、大きなのところはこの2点かなと思ってます。

 

 

 

今は2歳児でも時が経てば大きくなり、車椅子パパでもある程度扱えるほど自立してきます。

その頃は車椅子パパも仕事をしているかもしれない。

 

その時が第二子を迎えるチャンスかも。と思うこともあるのですが、その頃に母体は立派な高齢出産。

 

妊娠出産のリスクが格段と増えます。

わたしの心身はそのリスクに耐えられるのだろうか。

 

 

第二子を望むには、なにかを妥協しなきゃいけないのだと思うのですが、なかなか考えが定まらないえりちゃんでした。

 

授かるには不妊治療になるから、あ、できちゃった♡みたいなことはないですしね。

余計にいろんなタラレバがぐるぐるします。

 

もし不妊治療を始めるとしたら家族だけでの問題ではなくなるので、周りを巻き込んで治療をすることになるかと思います。

 

 

みんなの理解が大切。

 

そう感じる、第二子問題でした。