「ちょっとお話しきかせてもらっていいですか?」
街角インタビューを受けました。
こんばんは、えりちゃんです。
恥ずかしいので番組名は言いませんが、関西圏では有名な番組でした。
やばい、今日まゆげマスカラ塗ってない!
これどこみるん?テレビカメラを見たらいいん?
質問してくれるお姉さんを見たらいいん?
変なこと言って、その画面スクショされて一生SNSで加工され続けたらどうしよう。
でもそもそも映らん可能性もあるんよな。
それでクレームになることとかもあるらしいもんな。
メインハイのゆうたくんもインタビュー受けたのにまったくうつらんかったってゆうてたよな。
そんな、ほんまにしょーもないことを考えてたらあっという間にインタビューは終わりました。
ブラマヨ吉田さんも呆れ顔でどうかしてるぜ。って言うくらい頭ン中しょーもない。
今思い返すと、もっと気の利いた返答ができたのに、と思う点がいくつもでてきてひとり反省を開きました。
2歳のこどもはしっかり答えられてたのに。
伝えたいことをわかりやすく伝える。ってほんまに難しい。
それは仕事でも感じるし、子育てをしているときにも、旦那さんに介助を依頼されるときにも感じます。
車椅子ユーザーとして働き始めてから「自分が必要としているサポート」を相手に説明する場面がたくさんありました。
— ちん♿️中村珍晴 (@suisui_project) 2021年3月21日
障害を理由にできないことはあります。
だからこそ、自分から「◯◯をお願いできますか?」と分かりやすく伝える力は仕事をする上で重要だと感じています。
車椅子ユーザーの方は介助を頼む時、必要なサポートをうまく伝えることはできますか?
わたしの旦那さんは、めちゃくちゃ下手です。
夫:ここを、こう、持ってほしいねん!
(持ってほしいやり方を模擬してるけど、腕の可動域に限りがあるから動作がうまく伝わらへん)
私:ここ?
夫:ちゃう!もうちょっと下。
私:この辺?
夫:そうそう!
私:こんな感じでいいんかな?
夫:ちょっとちゃう。下から、こうっ!
(持ってほしいやり方を模擬してるけど、腕の可動域に限りがあるから動作がうまく伝わらへんパート2)
私:いや、全然わからへん。
そんな感じで、初めてする介助のときはお互い疲労困憊になります。
これは家族内やからいいんやけど、他所でお願いするとき、伝えるのはもちろん、聞く人も大変やろな。と感じてます。
訓練された人間でないと、突発的に伝えたいことをまとめられない。
(もともと上手に言葉を操る星のもとに生まれた人もいてますが)
伝えたい歯痒さ、伝わらない歯痒さ、それを克服するために旦那さんには伝え方を学ぶようにお願いしています。
普段のコミュ力は置いといて(おい)、少なくとも、自分が必要な介助はある程度事前にわかるのでその辺りは最低でもわかりやすく伝える練習をしておいてほしい。
どうしても咄嗟に言葉にできないなら、スマホのメモにいれておくだとか、別の案を考えることも大切かなと思います。
車椅子から落ちたときの介助
段差があるときの介助
移乗するときに設置してほしい車椅子の位置
取ってもらったモノを置く位置
等々、人によって違いはあるだろうけど、普段の生活の中で必要になりがちな介助はいくつか挙げることができると思います。
ぜひ、みんなでわかりやすく伝える力を磨いていきましょう。
わたしも次のインタビューに向けてお勉強します🎤