ありがた迷惑。
きっと脊損受傷後のわたしの行動の代名詞だと思う。
こんばんは、毎度お馴染みえりちゃんです。
これは脊損した彼にとって必要なこと。
そう思って、求められてもいないのに行動し続ける、自己満足の世界。
配偶者が脊髄損傷をした後のことを今振り返れば、そう感じます。
でも、当時は必死だったんです!!
細長いものをつかむ動作はリハビリになるよ。
ポッキーとか。
毎日泣いているわたしがそんな話を聞いたらどうすると思います?
買いあさるに決まってる。
それからの差し入れといえば、ポッキー、トッポ、じゃがりこ、プリッツ。
飽きないように味を変えながらも細長いお菓子を差し入れしまくりました。
袋を自分で開けることはできないから、開封してティッシュの上に置いたり、箱に突き刺したり。
全然とられへん!と言いながら黙々と付き合ってくれたけど、今思えばウザい差し入れやったやろな。
褥瘡ができたある日には
褥瘡にはメイバランスがいいよ。
というひと言でわたしはまたメイバランスを買い求めるお決まりの行動。
病室にはメイバランスがあふれかえる。
しかも旦那さんの口に合わないという結果にもかかわらず、果敢にいろんな味のメイバランスを差し入れるわたし。
ごめんやったで。
でも、良薬は口に苦し、やん。
藁にもすがる気持ちとは恐ろしくもある。
脊髄に効く浄水器、とかがあれば買っていたかもしれない。
浄水した水を飲ませ、浴びせてたかもしれない。
ぜひ今現在配偶者の受傷により暗闇にいてる方は、ほんのすこーし、差し入れるものを見直してみてほしい。
わたしの過去を教訓に、押しつけていないか立ち止まって考えてみてほしい。
わたしみたいなののほうが少ないかも知れないけど。