どうものりちゃんです。
子どもの5年間の保育園生活も残すところあと1ヶ月を切りました。
いやぁ、保育園がなければ本当に無理だったろうな…
と、この5年間に思いを馳せる暇もないくらい
小学校入学準備に追われています。
買うもの、書くもの、用意するもの、名前つけるものの多いこと多いこと。
生活が大きく変わるので、色々捨てたり片づけたり模様替えしたりも必要になっています。
我が家では子ども本人にも手伝ってもらい
夫に昼食準備を丸っと任せ、魔の名前つけ作業が終了しました。
手の不自由な親はこれ大変だろうなぁと思います。
そのパートナーも自分1人で抱えなくてはいけない場合、大変だと思います。
ちょっと助けて!と言える人がいる場合は頼ることをお勧めします。
ファミサポにお子さんを預けて一気にやっちゃうもよし、
ヘルパーさん手伝って!ができるならやるもよし、
おじいちゃんおばあちゃん体操服袋作って!なんなら今日の夕食の支度もお願いね!もよし。
うちのようになまえシールが歪もうが、本人も巻き込んで「はいここに好きな大きさのを貼ってください。自分が使う道具なので自分で貼ろうね」とやるのもよし。
書類も書けない親は、パソコンで地図だししたり
必要事項を入力して印刷して、あとは切って貼るのもありだと思います。
全部、障害のない方の親や主体的に育児してる親が
自分1人でやらなくちゃ!と抱え込むと大変ですきっと。
さて、皆さんは子どもが入学する学校に事前に親が車椅子である旨を伝えましたか?
車椅子親が主体的に育児を担っている場合は、
就学前検診や入学説明会に行くことになるので
事前に電話して、学校側の設備状況や合理的配慮の申し出をお願いすることになるかと思います。
我が家の場合はまず子どもが通う予定の小学校が
バリアフリーでエレベーター設備もあるということが事前にわかっていました。
統廃合により新設されて数年であることや、
地域の行事等で小学校の建物内に入る機会があり、事前に中を見ることができたからです。
また、子どもの小学校見学の際に夫婦で付き添ったので
学校側も「来年度の新入生の親には車椅子の人がいる」という認識はある…といいなと思いますが
基本的には歩ける私が主体的に子どものことをやるので、
就学前検診も入学説明会も事前に説明したりお願いしたりすることなく過ぎていきました。
さて、どのタイミングで学校側に伝えようか?と悩むところです。
「合理的配慮の必要なタイミングで」良いのではないかと思うのですが
何分、小学校というところがどういうところでどういう摩擦が起こり、どういう配慮が必要かが見えてこないことには
合理的配慮の必要性がこちら側からも見えづらいなと思うのです。
車椅子なのが育児を主にする方の親ではない場合、皆さんはどんなタイミングでどんなふうに学校に伝えられますか?
学校によっては障害のある児童への配慮はお願いできても
親はだめという話を聞いたり、エレベーターがあるのに使用禁止という話を聞いたり
私の住む市で聴覚障害の親御さんが手話通訳の配置をお願いしたら
学校側が配置することはできないがこういうところで頼めるから、個人で頼んでほしい
と提案があったなどの話を聴いたりもしますが
必要な配慮はルールに縛られず、柔軟に対応していただけると嬉しいですね。
保育園では入園前から園併設の支援センターに通って先生たちとお話ししたり、
入園説明会後に園長先生とお話ししたりしたのでその時に
「主人が車椅子なので行事の際などに配慮のお願いをすることがあるかもしれません」
と伝えた上で普段から園に出入りする私が園内を偵察したり(バリアフリーなど)
行事前に行事がどんな感じで行われ、入口はどこで、駐車場はどんな感じになるかなどを
先生から聞き出し、その上で合理的配慮をお願いする感じでやってきました。
小学校は未知の世界。
私のように不安になっている、新入園の子どもたちの親御さんもおられるかと思いますが
一緒に乗り切りましょうね。
そして、できればどんなふうに乗り切ったかを
私たちウェルチェアファミリーに教えていただけると嬉しいです。
皆さんの経験の一つ一つが、今後のロールモデルになっていきますし
そこから見えてくる問題もあるかもしれないからです。
あなたの体験を教えてください。
wheelchairfamiry4@gmail.com