ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

いつ気づく?!パパが車椅子ユーザーだってこと

ある日突然、事故や病気で

親が車椅子ユーザーになってしまう子どもたちの受ける衝撃は

それはそれは大きなショックがあるのではないかと

想像に固くないけれど

 

果たして車椅子ユーザーの元に生まれてきた子どもたちは

いつ違いに気づき、どう感じているのでしょうね?

 

どうも、のりちゃんです。

 

 

以前、長男が夫の違いに気づいた話は

させていただいたような記憶もあるのですが

 

この度、次男もそのフェーズを迎えました。

 

 

 

長男が気づいた日

 

2歳をすぎた頃でした。

保育園から借りてきた絵本を一緒に見ていたら

そこにでてきたのは、

パパ、ママ、ぼくのあんよが3つ。

 

「3人並んでお散歩よ」

 

と並んで歩くあんよを指さし

彼は驚いたように言いました。

 

「ちあう!ちあう!パパちあう!パパまいす!ちあう!」

 

それが彼の気づきでした。

 

 

次男が気づいた日

彼は7ヶ月からずっとマーク記号の本をこよなく愛しています。

 

1歳をすぎてから彼が頻繁に指さすのは

“エレベーター” “トイレ” “車椅子” 

 

彼ま今1歳10ヶ月。先週のことです。

寝る前にまたマーク記号の本を持ってきて

ひとつずつ指さし、

私に名前を言わせていきます。

 

水飲み場、あかちゃん、ゴミぽい、くるまいす。」

 

すると彼は叫びます。

 

「パパ~っ!パパ~っ!」

 

また順番に

水飲み場、赤ちゃん、ゴミぽい、くるまいす。」

 

「パパ!」

 

なので次は、

水飲み場、赤ちゃん、ゴミぽい、パパ」

 

するととても満足そうにしました。

どうやら彼もパパは車椅子だと認識しているようです。

 

 

わが家の子どもたちはどちらも2歳前後で、気づきました。

 

他のパパさんママさんの話を聞いても、

2歳頃の子は多いのかな?という印象を受けますが

2歳で気づくのか、はたまた初めから分かってはいるけれど

表出方法を獲得するのがその時期からなのかも知れません。

 

 

 

子どもを持った時、子どもや周りはどう思うんだろうと不安な人へ

 

うちは次男を育てる今は、時代の変化もあって

あまり不安を抱かずに済んでいます。

 

みなさん、Eテレの子ども番組を最近ご覧になっていますか?

 

車椅子のかまきり、車椅子メカに乗るお父さん、

車椅子ユーザーが何に困ってそんな時に周りはどうしたら良いかの解説、

その他多様性理解に富んだ内容がそこかしこにちりばめられ、

当たり前に子ども達はそれを吸収しています。

 

 

学校でいじめられることはないの?

 

長男に限っては親が車椅子という理由でいじめられたことは

今のところありません。

 

参観日、PTAの旗振り、運動会や保護者行事、

買い物中におともだちと会うこともありますが

びっくりする子に出会ったことは

今のところありません。

 

どちらかと言うと大人の方が

驚きや「凄いね」という反応を示すように感じますが

そのうち相手も慣れていくように感じます。

 

もちろん全てがそうではなく

嫌な思いをすることもありますが、

概ね、私たちが心配していたよりは

遥かに大丈夫だったなと言うのが

私の主観です。

 

 

車椅子のパパやママの

みなさん、お宅ではどうですか?