こんにちは!車椅子ママのみっちゃんです。
夏休みは旅行や帰省で新幹線に乗る機会があります。
我が家は毎年新幹線に乗って帰省しています。
新幹線、子連れ車椅子だとどうするの?
という質問にお答えできるよう、経験談を交えながらご紹介たいと思います。
新横浜駅から岡山駅まで山陽新幹線のぞみ号で!
個室(多目的室)はほかの指定席同様、予約ができます。
新幹線の個室は2座席あり、障害者と付き添い1人が座れるようになっています。
未就学児の子連れなら、膝上に乗せるのでカウントされません。
私と子供3人連れ(小学生1人、未就学児2人)でも、
私と上の子の膝上に1人ずつ乗せるということで、個室予約しました。
実際には膝上で大人しくはしていませんけど。
どんな人が利用できるの?
新幹線には、ほぼ全列車に「多目的室」が設置されています。多目的室は、身体の不自由な方や、歩行困難な方が優先して利用できる個室です。身体の不自由な方の利用がない場合には、小さな子供連れの方の授乳や健常者の着替え、体調不良の場合などにも利用できます。
子連れの車椅子ユーザーには、個室はほんと助かります!
上記のサイトには、個室の様子や利用方法が画像付きで詳しくのっていますので参考になります。
持ち物
予約には「障害者手帳」が必ず必要です。
本人でなくても予約することは可能ですが、障害手帳の提示は必須なので
代わりに頼むときにも必ず手帳は持って行ってください。
ちなみに、手帳掲示で割引適用されるのは乗車券のみで、
特急券や指定席は割引はされません。
予約場所
・最寄駅のみどりの窓口(有人)に行く
直接最寄のみどりの窓口に行って予約します。
電話確認が必要になるので、30分以上待つことを考慮しておいてください。
私はその間、駅周りで買い物したりして、携帯に連絡が来るのを待ちます。
忙しいときは一旦帰って、後日切符を受け取りに行きます。
・乗車駅のみどりの窓口に電話する
電話で予約をして、後日切符を受け取りに行きます。こちらのほうが連絡を待たなくて良かったり、二度手間しなくて良いので楽ですね。
電話でも予約可能とのことで、帰りの切符だけ購入できていなかったので、降車駅のみどりの窓口で後日購入。(よくよく考えたら、帰りの新幹線なら乗車駅の岡山駅で買えばよかったのだけど、降車駅の新横浜に電話してしまった。。)
ネットでも予約できるの?
最近、ネット上からでも個室の予約ができるようになっていることを知りました。
エクスプレス予約やe5489ではできないようですが、
こちらから予約ができるようです↓www.jr-odekake.net
私も次回から利用してみようと思います。
子連れにオススメ持ち込みグッズ
S字フック
ゴミ袋や荷物を引っ掛けるのに重宝する「S字フック」。
個室に入って左手の壁に手すりがあり、そこに引っ掛けて使います。
二つくらい持って行くとよいかと思います。
荷物を置く場所は手が届かないし、床に直接置くのはちょっと・・というとき、役に立ちます。
あとは、非常用ボタンを隠すのにも役に立ちます。それはまた後ほど!
レジャーシート
子供はどこでも寝転がりたがりませんか?
たとえ新幹線の床であろうと・・。
個室の座席はフラットにしてベッドにもなりますが、そうすると車椅子は個室に入りません。
私は車椅子がすぐそばにないと落ち着かないので、ベッドにすることは滅多にないです。
子供が床に寝転がってもいいように、
レジャーシートを持ち込んでいます。
靴を脱いでまるでピクニック気分のよう。
食べこぼしにもレジャーシートがあると便利です。
ブランケット
個室にもエアコンがついていますが、あまり調節ができません。
冬以外はだいたい寒いです。凍えるほどに・・
そのため、ブランケットは必携です!
子供がお昼寝をするときにも使うので持って行くと安心です。
ビニール袋
先ほどのS字フックに引っ掛けて、ゴミ袋として使用します。
以外とゴミが出るのに入れるところが手元にないし、荷物は多いしで、
あたふたしがちなので。
予備箸
揺れる車内で駅弁を食べるときなど、たいてい子供が箸を落とします。
レジャーシートが敷いてあればセーフ(と思う)ですが、
床に落ちたら使えません。
予備は持っておいた方が安心です。
飲み物とおやつ
車内販売は、予め「声をかけて」とお願いしておかない限り、個室はスルーされます。
なので、喉が渇いたりお腹がすいたときのために
持ち込んでおくことをオススメします。
個室での注意
子供が押しやすいところに「呼び出しボタン」が・・
子供と一緒に個室に入るときに、注意すべきは「呼び出しボタン」です。
ちょうど手の届く位置にあることで、ボタン大好きな子供なら、必ずと言っていいほど押します!!
入って左手の壁側にありますが、手すりの下にあるので
手すりにS字フック+リュックやビニール袋、
を引っ掛けることで隠すことができます。
車掌さんを、用事もないのに呼び出してしまう事態は避けたいです。
テーブルが無い!?
通常は座席の後ろにテーブルがありますが、個室にはどこにあるのでしょうか?
個室にも備え付けのテーブルがあるのですが、見つけにくいところに収納してあります。
座席のサイド、壁側に挟まるように収納されています。
そこから取り出して、壁の穴二つ空いているジョイントに差し込んで使います。
でもまあ、小さいです。駅弁が一つ乗るくらい。
多目的トイレの様子
個室のすぐそばに多目的トイレがあります。
室内はこのようになっています。
個室に子供だけ残さず、同行させましょう。
車椅子やベビーカーの置ける座席
一つシートをはずしているような形で、広く取ってある座席横のスペースがあります。
こちらを参照にしてください。
JRおでかけねっとでは、車椅子ユーザー向けの列車案内をしていますので、
詳しく知りたい方は、こちらもご覧になってください。
山陽新幹線をご紹介しました!
今年も夏に子連れで帰省してきます。
ではまた。