車椅子ママのみっちゃんです。
東京ではかなり人が街中に戻りつつあるように感じます。
駅ビルのエレベーターの中は、がっつり3密。
感染症予防の注意書き看板はあるのに、強制力なんて皆無なのが悲しいところ。
強制力なんて皆無・・といえば、
多目的トイレもそのひとつではないでしょうか。
多目的トイレ=「どなたでも使えます」って本当?
多目的トイレを一度は目にしたことがあると思います。
これらはどういった人に使いやすいように作られたものかは、想像できますよね。
介護が必要な方や、体に障害のある方、お子様連れが使いやすいように
広さや設備が整っています。
ご丁寧に「どなたでも使えます」と記されているものも見かけます。
そのためか、これらの場所やスペースを実に様々な目的のために使う人が多いです。
でも、このトイレしか使えない人がいることを知っているでしょうか。
広さの関係や、手すり、ベッド、そういった工夫がされているトイレはここだけだから。
なかなか空かない、ましてや汚くて使えないなんてことがあっては困るのです。
おはようございます☀
— サンタ@サンタチャンネル (@santabird555) 2020年6月10日
多目的トイレがざわざわしてるのでこんな動画を!車椅子ユーザーで多目的トイレに入るとまず入れるのか?使えるのか?という所から見ないといけません。そんな限られた条件、数、スペースがいかに必要な人にとって大切か少しでも感じてもらえたら嬉しいです。#多目的トイレ pic.twitter.com/NyMEo97LV7
多目的トイレって、たいていフロアに一つしかないんです。
でも使たい人は、意外と多い。
高齢者、障害を持った方、子連れ家族・・
切実な理由、分かっていただけるでしょうか。
多目的トイレで一体何をしているの
私の通っていた高校にも多目的トイレがありましたが、待っていると中から男性教員が出てきたことがありました。
私が待っていると、とても気まずそうな顔をしながら出て、目をあわせることなく去っていきました。
トイレの便器の中には、なんとタバコの吸い殻が。
タバコを吸うために多目的トイレを使っていたのです。
また、駅ではこんなことがありました。
トイレを待っていると、中から楽しそうな複数人の声が。
どうやら若い女性たちのようです。
こっちは切羽詰まっているのに、楽しそうに多目的トイレで衣装替え。
それって個室のトイレではだめなの?
更衣室か何かと思ってる?
そりゃ着替えるための台も、ご丁寧についていたりするけれど。
そもそも、あなた方、そこで用を足さないですよね?
怒りにも似た悲しい気持ちになりました。
他にもtwitter上では目も当てられないほどに汚された多目的トイレがあったり、
中から「?」な数の人が出てきたり。
皆さん、多目的トイレを勘違いしていませんか?
そう感じてしまいます。
だれでもトイレとか多目的トイレとかの名称もやめようよ。社会が向き合わなければいけない問題をあのたった一つの小さな小部屋に押し込むのは無理があるよ。
— 脊損ギャル🦄さしみちゃん (@misa_misaxxx) 2020年6月10日
いくら明確に悪いことした人でも、社会がよってたかって叩くのは木村花さんの件と一緒だと思うけど、
— 曽塚レナLena Sodska😈🔱 (@sodskalena) 2020年6月10日
多目的トイレは本当に必要な人のために開けておいてほしいな。
せめて性行為用トイレと障害者用トイレは分けて欲しいなあ
— 中嶋涼子/Ryoko Nakajima😋 (@NakashimaMinion) 2020年6月10日
おわりに
「多目的」とは便利なようで不便なネーミングです。
誰にでも使えてしまうゆえに、本当に使いたい人が使えない場面に出くわすたびにもどかしさを感じます。
健康な人が使ってはいけない、なんて注意するつもりはありません。
誰でも具合が悪い時や、思いも寄らない緊急事態はあり得るからです。
どうか、ここしか使えない方が気持ちよく使えるよう、利用する時には意識をしていただけたらと思います。