大変お久しぶりです。車椅子ママのみっちゃんです。
フルタイムワーママに転身したところ想像以上に忙しくしておりますが、おかげさまで何とか楽しく生きています。
そんな私の今年の抱負「やったことないことをやる」
ということで、10何年振りに飛行機に乗りました。
子どもたちを夫と義父に預け、今回は一人旅です。
そんなことできっこないと思っていたので、私にとっては大冒険でした。
なぜ飛行機で一人旅・・?
実は祖母が入院しておりまして、お見舞いに行きたかったのです。
でも、平日しか見舞いができない病院ということで、どうしようかと会社の社長にも相談したところ決意が固まりました。
行って帰ってくることも可能ではあったのですが(家から実家往復9時間以上!(白目))、思い切って実家に一泊することにしました。
まずはJALのチケットをオンライン予約。
慣れていないため知らないことが多く、チケットを取るのにもググったり問い合せたりXで尋ねてみたりと、色々と勉強になりました。
障害者割引があります。
往復セイバーとは、往復券でいちばん格安のチケットなんだとか。
ただし、往復片方だけの変更ができないなどの条件あり。
ふむふむ。
チケットが予約できたら、次は電話で車椅子利用の旨を伝える。
これがなかなか繋がらないので、余裕を持って電話することをおすすめします。
車椅子ユーザーが国内線に乗る際に伝えること
- 車椅子の種類、大きさ(縦横幅)
大体でいいと言われますが、その大体もパッと出てくるものではないので事前に測定しておく。 - バッテリーの種類
持ち込むものによっては載せられないバッテリーもあるらしく。
スマートドライブは手荷物として持ち込みました。
スマートドライブは「リチウムバッテリー」、機内に持ち込める300wh以内の条件を満たしています。 - どこで車椅子を乗り換えるか?
機内はかなり通路が狭いため、通常の車椅子で座席の近くまで行くことは不可能。
そのため、機内専用の木の車椅子に乗って移動します。
自走はできないため、私は航空機の直前まで自分の車椅子を使い、入り口付近で乗り換えることにしました。
当日の流れ
まず1時間前には到着している必要があります。
事前確認や手荷物チェック、空港内の移動など、他の公共交通機関と違って結構時間がかかります。
アシスタンスサービスに立ち寄る
- 電話で確認事項を再度口頭で確認する
- スマートドライブを取り外して撮影する(whをチェックしていたと思う)
- 機内に持ち込むためのタグをつける
- 搭乗券を受け取る
※入り口を聞いておくこと。たくさんあって何処なのかわからなくて焦った。チケットの番号とゲートは違う!!
手荷物検査について
車椅子のネジが緩むことがあるため、私のようにポケットに小さい工具を入れている人もいると思う。工具を持ち込むとなるとサイズを測ったりする手間が生じるので、できれば荷物の中に入れてしまったほうがいい。
靴を脱いで手荷物チェックに回された。脱ぎ履きしやすいものをお勧めする。また、ハイヒールなどの靴は、避難時に脱出シュートを傷つける可能性があるため不可なんだとか。
いざ搭乗!
手荷物検査を過ぎてからは、床が絨毯!!!漕ぎにくいことこの上ない。スマートドライブを直前までつけていられたからよかったものの、自走だったらかなり疲れたと思われる。
WILLが走っていた。レンタルできるそう。目的地を入力したらそこまで連れて行ってくれるそうだ。便利。もともと車椅子乗ってるから関係ないけど。
航空機手前で車椅子を乗り換える。
車椅子もスマートドライブもここで預ける。
スマートドライブは行きは車椅子と一緒に預けられたが、移動中に外れてしまったそうで帰りは機内に持ち込むことになった。
機内と座席
機内ではトイレに近い位置の席にしてもらったけれど、想像以上に機内のトイレは狭い。ドア幅がめちゃ狭い。移乗するのは至難の業だろうと思ったので、行きも帰りもトイレは利用しなかった。手すりはあったように思う(うろ覚え)
荷物は上の棚に入れなくても、隣の席が空いていれば置いてもOK。
座席が固かったのでロホクッションは念のため持ち込んだほうがいい!(膨らんじゃうかも知れないけど。)
ちょっとお尻が痛かった・・
空港を利用した感想
機内に入るまで2、3人のCAさんやスタッフの方が手厚くサポート、説明してくれるので、行き帰りとも何も心配なく空港を利用することができた。最後の最後まで見送ってくださったスタッフさんありがとう。おかげで迷子にならずに済みました。(その後ひとりでターミナルを移動してショッピングに向かったら、案の定ばっちり迷子になりましたー!)
祖母のお見舞い(本来の目的はここ)
無事、平日の午後に祖母のお見舞いに行けました。
飛行機で来たことを伝えるとか細い声で、すごいねえ、と言ってくれました。
祖母は私が歩けるようになることを心から願ってくれていますし、きっと今もそうだと思います。その期待に応えたいと思っていたこともありますが、私にとってそれは最優先ではないことははっきりしています。
おばあちゃん、私車椅子でも大丈夫だよ。
実家に泊まらせてもらい、父母とゆったりした時間を過ごせました。
岡山の空港にはスタバがなかったことがかなり残念ではあったけれど。(どうでもいい)
終わりに
飛行機に全く慣れていない私の一人旅の(雑な)レポートでした。
家族で行ったり他の航空会社を利用すればまた違うでしょう。
今回のJALの旅は快適でした。
帰りには羽田エアポートガーデンに(迷子になりながら)立ち寄りましたが、急いでいたため食事だけして帰りました。
今度は誰かとゆっくり遊びに行きたいな。