車椅子ママのみっちゃんです。
ただいま東海道新幹線のぞみの車内で、珍しくひとりでの外出です。
有休をいただきとある方の会社設立パーティーに行ってまいります。一人旅は10何年ぶりでは…?
楽しんできます!
先日、とある講演会の場(スピーチ大会の予選)で、自身の人生を振り返る機会がありました。
私にとって、車椅子での妊娠、出産、子育ては宝物のような経験です。
今も絶賛子育て中ではありますが、上の子どもは中3の受験生、真ん中が小6、下も小1と、ある程度手が離れてきたから、ほぼ全振りしていた家事育児以外にも、考えられることが増えて(戻って)きたように感じています。
その中のひとつが、仕事。
今日は私の考える「仕事」ついで「お金」、そしてウィルチェアファミリーの目指すところをテーマに語ります。
私の考える仕事
車椅子パパママは、働いているいないに関わらず、ご自身の仕事をどう考えているでしょうか?
もちろん、自身の体力や、家庭環境や、通院や身体的な都合など、さまざまな理由で、外で働くことはしないで家庭に専念することを選んでいる。
それも仕事だと思っています。
要は誰かの役に立つことは、仕事なので。
親業は基本、年中無休フル稼働ですしね。笑
私は昔この考え方が出来なくて、働いてない自分には大した価値がないと思ってしまい、長らく自己肯定感の低いママでした。今思えばだいぶ後ろ向き。
今は、その思い込みを捨て、「自分の持っている価値を人に提供をすることで役に立つことが仕事だ」と確信を持つことができたので、ちょっとばかしできないことがあってもママはいるだけで安心素材だと思って色々割り切ってます!!!
とはいえ、お金がないと生活できませんし、家族を養うことも叶わないので重要課題ではあります。
大事なのは、仕事(キャリア)とお金は、別物であるということ。
仕事とお金がイコールで繋がってしまうと、何というか、、、腰がだいぶ重たくなりませんか?
今の仕事を辞めたら生活できないかもしれない。
稼ぐために仕事をしなきゃいけない。…嫌だけど(こうなる)
こうならないためには、「こうなりたい」や「こんな社会にしたい」を起点に仕事をすることをおすすめします。
マネタイズは、誰かの役に立った先にあるものなので、すぐにはできないかもしれません。
でも、価値提供を続けてきたことで信頼貯金ができて、その信頼貯金が対価をもたらす仕事になります。
あなたにやってほしいと言われるようになったら、チャンス。その機会をもとに仕事を育ててください♪
仕事は一つじゃなくて良いし、むしろたくさん持っていたほうが楽しいです。
私も絶賛仕事育て中。
偉そうなこと言いましたが、私がここ1年弱勤めた経験と、これまでを振り返りながら感じたことを書き綴ってみました。
私たちが目指すところ
そしていまウィルチェアファミリーでは、とあるビッグプロジェクトが動いています。
大学の先生や医師、専門家と、リアルな車椅子ユーザーやパートナーの声を集約し、車椅子ユーザーが臆せずパパママになれる社会の実現に向けたアクションを確実に進めています。
リーダーののりちゃんが指揮をとってくれて、めちゃめちゃ頑張っています。
頼りになる実働メンバー達がそれぞれに出来ることを持ち寄り、プロジェクトを作り上げようとしています。
これは絶対に、未来の車椅子家族にとっての希望になる。
だから、経験や知恵、工夫を持ち寄って、それぞれの価値を集結して良いものを作り上げたい。
その思いでメンバーそれぞれが汗をカキカキ動いています。
この先には何があるかなあ。
積み重ねていった先に、当初思い描いていた「これが仕事になったらいいのに!」があるような気がしています。
私は今フルタイムで在宅勤務をしながらウィルチェアファミリーに携わっていて多くの時間をかけられていないのですが、「これは私のライフワークだ」と思うくらいに欠かせない居場所であり仕事。
数年後は、多くの車椅子ユーザーにとって必要と思っていただける団体になって、運営に携わるメンバーの仕事のゴールにもお金のゴールにも近づいるはずです。
これからも頑張ろうー!