前回お話した、
わが家のお風呂の水漏れ問題！
ヤバいです。
(語彙力のなさ)
どうもてんやわんやの、のりちゃんです。
前回までのお話
wheelchairfamily.hatenablog.com
お風呂の水漏れ原因を探る工事の間、
車椅子ユーザーの夫、
年齢的に公衆浴場の女湯にも男湯にも入れない長男を
どうしよう？！
となったわけですが
冗談で「ガレージで入る？」なんて
簡易浴槽をショッピングサイトで見たりしてたのですが
なんと、夫が大きなタライ？コンテナ？を購入してきました。
ということで、毎日みんなで代わる代わる
タライ？で入浴しています。
毎日？ええそう。
排水溝を取り替えるだけの、
1週間の工事だったんです。
“予定では”
終わらない工事
排水溝のグレーチング工事の予定だったのですが
タイルを壊してみると
排水溝の配管からは水漏れしていないことが分かり
どんどんドリルで掘り進めて行くも水漏れ原因が分からず
おそらくタイル張りのお風呂だから
このまま閉じてもまた同じことになるだろうという話になり
ユニットバスに取り替えることになりました。
信じられない見積もり
ですが障害があると、
なんでもいいからとりあえず今すぐできるやつでお願い！
とも言えません。
どういう入り方がいいのか、
どういう道具があるのか、それは合うのか？
水洗の高さは選べるのか？
など、既存のものと
夫の残存能力を擦り合わせて選択していく必要があります。
さらに既に浴室の広さや窓の位置は決まってしまっているため
選択できるものも限られてきます。
要らないものを全て削いで、
2枚引き戸や浴槽のヘリの幅が薄い浴槽、
洗体台を入れたいから水洗位置を高めに設定できるものなど
絶対に譲れないものだけをチョイスしたところ
お風呂にこの金額かけるなら家をもう一軒建てた方がいいのでは？
というショッキングな値段の見積もりが来ました。
障害がある人向けに！
と勧められるものはすべて、
標準よりも高額なオプションになっています。
夫が受傷したころはユニットバスではなく
タイル張りで洗体台を作るやり方が主流で
そのやり方でリハビリを受けているので
シャワーキャリーやシャワーチェアが彼の選択肢に入らないことや
障害のある人だけじゃなくて、
子どもたちも使うということも考慮しなければならないので
価格が跳ね上がる要因なのかもしれませんが
でも別に特別にジェットバス付けたり床暖房つけたり
洗濯干せるようにしたり
音楽流せるようにしたりはしてないんだけどな…
イレギュラーを生きるって、
損だなと感じる出来事でした。
どうなるお風呂！？
そんなこんなで
1週間の予定だったはずが、もう1ヶ月以上もタライで入浴する日々です。
発注してから最低20日かかるそうですが
まだそこまでたどりつけていないため
夏が終わるまでにお風呂ができあがればいいなと思いながら
お風呂場に空いた大穴を見つめてます。
まさか、長年連れ添ったお風呂と
こんな別れ方になるなんて、思ってもみませんでした。
でもね、これから暖かくなっていく季節に向かってます。
お湯も出ます。
清潔は保てます。
初めは泣いてた1歳の次男も、そろそろガレージのタライ風呂になれてきました。
夫もバリアフリーじゃない数々のお風呂に入ってきた経験から、
うまく工夫して、介助なしで入れてるようです。
それはとてもラッキーなこと。
大丈夫。なんとでもなるはず！
みなさんは、ある日突然
自宅のお風呂が壊れてしまったら
乗りきる術がありますか？
