車椅子ママのみっちゃんです。
私の愛車はTOYOTAのBbという車種なのですが、
上京してきてから現在まで乗り続けています。その年月、なんと19年。
なぜかというと、
・古くてもまだ乗れるから
・乗り慣れていて他の車に乗り換えたくないから
でも、もうそろそろ壊れてしまうことも考えておかなくてはいけません。
私は手動運転装置が付いた車しか、運転できないのだから。
ということで昨年末、重い腰を上げて、
昨年末にやっと車を購入いたしました。
夫のミニバンが10年を越え
そろそろ買い替え時だったということもあり
Bbはとりあえず名義を私から夫に変更し、
新しく購入する車を私名義にすることに。
車椅子と家族5人が乗れて、かつ私が運転できる
絶妙な大きさの車。
ホンダのステップワゴンにしました。
ステップワゴンを選んだ理由は3つ。
- 7人乗りなのにコンパクト
- トランクが横開き
- 値段がお手頃
トランクにこだわりたいと思った理由
その中でも特に私が重要視していたのが、トランクの開き方です。
ステップワゴンのわくわくゲートというのが素晴らしい。
縦にも開くし、横にも開く。すごくないですか!?
車椅子ユーザーにとって、トランクは一つの鬼門といいますか、
そのまま開けると手が届かないところまで上がってしまう。
そう。縦開きのトランクは、
紐などを垂らしておかないと、
いざ閉めようにも手が届かないんです。
(最近は電動のバックドアもあるようなので
心配するほどではないかもしれませんが)
ただ、私の場合、今までトランクはほどんど開けませんでした。
たくさん荷物を積む用事もなかったし、
ひとりの時なら、
助手席や、後部座席の足下に荷物を置いていました。
なのでトランクを使うことは少なかったです。
それでも何かを積み下ろしする時には、
横開きがいいなあと思っていたので
ルノーのカングーや、
いいなあと思っていました。
結局それらは今回の選択肢に入ることはなかったのですが、
子どもが大きくなったら
次はこういう車がいいなと思っています。
(残念ながらカングーもモデルチェンジしてしまい
観音開きでは無くなったようですが。泣)
運転座席の高さは試乗して体感することがおすすめ
運転座席の高さは車椅子の積み下ろしに影響する大事なポイント。
実際に試乗車に乗り、車椅子を乗せられそうかどうか、
これはもう体感で判断するしかありません。
試乗車なので、傷をつけるわけには行かないので
これはもう長年の感覚で
いけそうかどうか判断しました。
私は、車椅子を運転席ドア側から持ち上げて、
体の上を通過させてから、
斜め後ろの後部座席に乗せます。
その他には、
後部座席のドアも開けて畳んだ車椅子を入れる。
車内にリフトをつける。
オートボックスをつける。など、
車に車椅子を乗せる方法はいくつかあります。
洋服や車内が汚れるので、できれば私も
後部座席のドアを開けて入れられるようになりたいところ。
ちょっとステップワゴンでは高さ的にむずそう・・
(すぐ手に取れるお掃除グッズがあると便利。)
車椅子ユーザーが運転するために必要なもの
足が不自由な私が車を運転するには、
- 手動運転装置
- ハンドル旋回装置
- サイドブレーキの補助バー
が必要です。
(障害の状況によって他に必要になるものも。
私の場合の、車を運転するのに必要最低限の3つです)
手動運転装置
昨年HCRに足を運んだ際に、
フジコンさんのブースに行って
実機を見てからこれにしようと決めました。
ほかにもイタリア製の手動運転装置がありましたが、
車販売業者の勧めや予算の関係もありフジコンさんに決定。
手前に引くことでアクセル、
押すことでブレーキがかかります。
微妙な力加減が必要なので
慣れるまでに少し時間がかかりました。
唯一不満なのが、
ウインカーが横についているので
左右が直感的にわかりづらいところ。
これも慣れてくれば平気なのでしょうが、
まだ「手前は右、向こう側は左・・・」と
頭で考えながら操作しているところです。
ハンドル旋回装置
車を運転する際には
左手はアクセル&ブレーキなどの操作、
右手はハンドルとウインカー操作なので、
ハンドル旋回装置はあるに越したことはありません。
(運転免許を取りに行った先の教習所の車にはついていなくて、
よくそれで公道を走れたなと、今になって思います)
サイドブレーキ
手で押し込むことでサイドブレーキをかけられるように
サポートバーをつけています。
おわりに
ステップワゴンは最近モデルチェンジしたとのことで、
同じタイプのステップワゴンは取り扱いがないようですが、
中古車選びの参考くらいにならなるかと思います。
新しいステップワゴンには、
私が欲しかった機能の一つの「わくわくゲート」がないようなので
モデルチェンジする前に購入して良かったです。