ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

妻ピンチ!重すぎて運べない問題

給食も先週で終わり。

物価もどんどん上がっていく中、

さぁどうしようか?昼ごはん。


納豆ご飯でいいかなぁ?

 

どうものりちゃんです。

 

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長男ももうすぐ2年生。

早いですね、保育園ロスに陥ったのももう1年前のこと。

 

通りで大きくなるわけです。

ですがまだまだ中身は子ども。

昨夜は遊び疲れて珍しく9時過ぎに、

リビングのカーペットの上で眠ってしまった彼。

 

こんなところで寝てしまったら風邪をひくよ!

と抱き上げようとしたら持ち上がりません。

 

こんな時、みなさんはどうしますか?

「ねぇパパァァァ、寝ちゃったからベッドに運んで」

と呼びますか?

 

それとも子どもを起こしますか?

起こそうと試みますが起きません。

 

車椅子の夫は床にある重いものを持ち上げることはできません。

寝てしまった場所がチャイルドシートでも同じです。

 

これまでずっと私が抱き上げて移動させてきましたが

長男が20キロをゆうに超えた今、

ぐったりと眠っている脱力した彼を

抱き上げることが出来なくなってしまいました。

 

成長に伴い、これまでのやり方が通用しなくなるのは

車イスユーザーの育児のあるあるです。

 

同じように車イスユーザーをパートナーに持つ人も

子どもの成長に伴い“詰み”になる瞬間があります。

 

車イスユーザーができないことは、できるパートナーが代わることもできますが

車イスユーザーにできない力仕事や高所作業で“詰み”になると

代わってもらう人がいません。

(外部に頼るしかない)

 

なんとかソファに引きずりあげることができたため

毛布をかけてソファで寝かせれましたが

もう少し大きくなったらそれも難くなるでしょう。

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シングルマザーの方、ワンオペ育児のママさんもきっと似たような経験があることでしょう。

みなさん本当にどうされているのやら。

 

自分ができなければ、代わってくれる人はいない。


自分ができなければ、子どもが風邪を引く(不利益を被る)かもしれない。

「私が頑張らなきゃ……」

この思考から抜け出すのは、まだまだ難しいのかも知れません。