1月ももう半分終わってしまいお正月が恋しい車椅子ママのみっちゃんです。
時間の流れが早い。早いよ。。
お正月は実家の両親と子どもたちと一緒に
雪遊びに連れて行ってくれるとのことで、
雪の降る山間部まで遊びに行きました。
さてさて。
雪国に住んだことも行ったこともない私は、
車椅子の雪用装備など持ち合わせていません。
雪遊びをするなら、まずは手袋ですよね。
それから、ニット帽。耳当て。雪用スボン。
それからそれから・・・?
いやいやいや!まず、車椅子の自分が動けないと!!
ということで、
雪道を走行するための
車椅子タイヤ装備を探してみました。
オフロードタイヤ
【車椅子オフロードタイヤの性能は?】シャーベット状の雪道なら自力で走行できた。少しの積雪なら何とか。でも踏むとギュッギュッと音がする位どっさり積もった雪の上はさすがに走行できない。ウィリーして父に移動させてもらった。結構重労働。それでもあるとないとでは大違い。履いてきてよかった! pic.twitter.com/6Qe8xxQbtE
— Mizu🌟 (@happytwinkle28) 2022年1月3日
車椅子にもオフロード用のタイヤというものがあります。
今回、お世話になっている業者さんに相談したところ
ホイールごとレンタルさせていただきました。
車軸の長さが車椅子によって違うので、
車軸の長さを調節したり、
間にスペーサーという部品を取り付けて
自分の車椅子に合わせて調節して使うことができました。
OXで使用していたタイヤを、TIGに取り付けました。
車軸の長さが若干足りなかったので、
ネジ部分を回し、車軸を伸ばして装着。
【使用してみた感想】
シャーベット状の雪なら楽々、
数センチの雪なら腕の力で漕げるし滑ることもなかったので
ノーマルタイヤよりも快適に雪道を走行できたのでは
ないかと思います。
しかし、足跡がしっかりつくくらい積もった雪の上は
案の定力ずくでも移動することは困難でした。
雪が固まってボコボコした雪道もかなり走行は難しかったです。
降り積もって踏み固められた雪の上を走るときには、
前輪を上げた状態で前後から引っ張って動かしてもらうしかありませんでした。
ホイールブレード(キャスタースキー)
前輪に取り付けられるスキー板状の装備です。
これがあると雪に前輪が埋まることなく走行できそうです。
オフロードタイヤと組み合わせると安心ですね。
リタイヤトラクション
タイヤカバーです。
着脱や持ち運びが簡単そうですね。
サイズは24インチのみですが、
元々のタイヤを交換する必要がないので便利です。
スノースリップガードおでかけリング
こちらの商品はノーマルの車椅子タイヤに巻き付けて使うタイプの
車椅子タイヤチェーンです。
タイヤを取り替える必要がないのは手軽でありがたいですね。
お値段もタイヤを一式揃えるよりずっとリーズナブルです。
キャタピラー車椅子
予想以上の反響ありがとうございます😊
— 加藤健一 空飛ぶ車いす社長 (@kenbo_yamagata) November 3, 2021
雪や悪路も気にすることなく自分の行きたいところへ自由に行ける。観光や農作業にも使える、誰もが乗ってみたくなるような次世代のモビリティを作りたい。次は、砲弾を装着して動画撮ってみますね。#キャタピラー #車椅子 #ガンタンク#行けるとこまで行こう https://t.co/HayLati9OT
悪路を走行するなら、このくらいの装備をした車椅子なら楽々走れそうです!
ただ、雪道を走るためにもう一台専用の車椅子を所有することになりそうですが😂
これでスーパーに行ったらレジを通るのは難しいでしょうね。
アウトドアには最適でしょう。
フリーウィール
こちらを取り付けると凸凹道の走行しやすいようです。
雪道だとどうだろうと思ったのですが、
海外の動画にこのようなものがあったので
雪道でもなかなか心強いツールなのではないでしょうか。
最後に
「雪遊びに行く」という目的から、
車椅子がどうやったら快適に雪道を走れるか?
調べてみたところ、色々とツールがあるようでした。
雪だから外出はやめておこう・・と
諦めていたことも、装備さえあれば
なんてことない壁だったのかもしれません。
(もちろん、ドカ雪でドアも開かないような豪雪となれば話は別ですが)
車椅子ユーザーが楽しもうと思えば
それに応えてくれる装備があります。
レッツエンジョーイ!