ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

リハ工学カンファレンスの感想&キャリアに悩む障がい者に勧めたいビジネススクール

だいぶお久しぶりです。
車椅子ママのみっちゃんです。

来月からの就労に向けて資料づくりやミーティングを重ねています。
仕事する前から何をそんなに慌ただしくしているのか?記事の最後にご紹介しますね。
 

リハ工学カンファレンスの感想

 
先日、東京大学で行われた「第37回リハ工学カンファレンスin東京」に参加してきました。
気になる演題がいくつかあったので聴いてみたかったんですよね。
当事者による発表もあり、リアルな生活面や思いを知ることのできる、他にはなかなかないであろう良い機会でした。
車椅子、住まいづくり、開発アプリ、コミュニケーション、自助具などなど、発表の演題が多岐にわたるのでどれも聴いてみたくなります。
個人的にはスウェーデンのくらしを演題とした方のお話が聞きたかったのですが、時間の関係で叶わず〜。
メインは福祉機器コンテストの製品や、ミキのマルチポジショニング車椅子を試乗したり、ブースにいた方とお話をしたりして楽しんできました。
 
車椅子用体重計がコンパクトになってて感動した話
 
そのなかで私が気になったのが、「車椅子ユーザーのための家庭用体重計」
片手でも持ち運べるほど軽量なうえ、収納時には折りたたみもできます。
実際に持たせていただきました。5キロくらいだとか。


長さはそれなりに場所をとりそうですが、自宅で体重管理なんてできないと思っていたので。

これまで車椅子ユーザーが体重を測ろうとすると、病院に行ってデカい体重計に乗ってませんでしたか?(その体重計がある場所まで行くのにもまた移動しなきゃいけなかったりして)
 
それを知っていると、いかにこの体重計が優秀かわかります。
 
ミキの回し者みたいになってますが、旧式の体重計を知っている人ならこの凄さがわかるはず。
福祉機器展にも出展するそう。
 
あと、色々と説明してくださったミキの芝崎さんが、秋葉原で9月23日にシーティングの講演会をされるとのことなので、気になる方は足を運んでみてはどうだろうか。

まとめ
改めてプログラムを見直していると、こんなのもあったんだ、聴きたかったなー!と思うものがいくつかあったので、また来年も足を運べたらいいなと思っています。
なにより東京大学構内に入る機会なんてそうそうないはず。
 
ウィルチェアファミリーも関わっている、座ったままお世話のできるベビーベッドも、将来こんな場所で発表できたらいいなー
 
再生医療に注目が集まっている一方で、障がいを持ちながらいかに生活の質を上げていけるか?という技術もどんどんと進化していますよね。
医学的な側面からの解決策と、工学的な側面からの解決策、よりよく生きていく上では両方バランスよく情報を得ることが必要だなと感じています。
 
 

キャリアに悩む障がい者に勧めたいビジネススクールのご紹介

 
私がコーチとして関わっている、「就労身体障がい者特化型のビジネススクール&コミュニティー」のご紹介です。
10月から、就労身体障がい者特化型のビジネススクール&コミュニティーD-Biz College(ディービスカレッジ)の入会受付が始まります。

「障がいがあるんだから、働けたらそれでいい」と思ってませんか?
私も長らくそう思いながら、その先のキャリアにまで目を向けることはなかったです。
 
ずっとこの仕事を将来も続けていたいのかな?
本当に自分が役に立って得られた給料なのかな?
障害者の法定雇用率を満たすために雇われているんじゃないかな?
今の契約が切れたらまたどこかで仕事できるのかな?
今みたいな勤め方のできる職場ってほかにあるのかな?
・・・こんな不安やもやもやを抱えながら働いていました。
 
今の仕事の中に、自分がやりたいこと、携わりたいこと、使命感ややりがいを持っていることってどのくらいありますか?
全然ないな、って思うなら、少し考え直してみる良いタイミングかもしれません。
起きている時間の多くを仕事をして過ごすのに、そこにやりたいことが全く入っていないということは、少しもったいない気がするのです。
誰しもいつか終わりが来るもので、命=時間です。
生きていられる時間よりも健康でいられる時間は、思っている以上に短い場合だってあります。
やっておけばよかったな、と思いながら人生を終えたくはありません。
 
もちろん、生きるためにはお金が必要で、仕事しなければ仕方ない。理想ばっかり追ってられない。という気持ちも分かります。
 
一人暮らしの頃は、仕事を辞めたら家賃も払えなくなってしまう、何が何でも東京で生活してやる!というモチベーションで動いていて、やりたいことなんて二の次でした。
でも社会に出れば嫌でも視野が広がります。
視野が広がれば、今まで見えていなかったところに憧れが見つかったり、
しんどいことや、思わぬところから見つかる目標もありました。
 
私には立派な学歴や輝かしいキャリアはないけれど、それでも働くことについて諦めたくはない。
自分にできることを社会に提供してお金を得ることは、家庭で家族を支えることとはまた別の充足感を得られる大切なことだと思っています。
 
とはいえ、キャリアに関心があっても実際にはどうしたら良いのかわからない方もいらっしゃるはず。
 
私もこれまでの2回の就職について、一人では就職まで辿り着くことはありませんでした。
なぜなら、全て人から繋いでもらったものだったから。
人とのご縁なしで行けるところなんてたかが知れてると私は思っています。
だから一緒に学び合う仲間や、今の当たり前からそうじゃないところへ引っ張り出してくれる存在が大切です。
 
ビジネススクールにはキャリアのみならず、人生を充実させたいと思う人こそ学びに来てほしいと思う。
ひとりでは挫折してしまいそうなことも、仲間がいたから頑張れた経験ってないですか?
そんな場づくりがD-Biz Collegeではできると思っています。
 
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