ウィルチェアファミリーチャンネル

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車椅子ファミリーが舞台を鑑賞するときに調べる3つのこと

 


先日、こどもにとある舞台を見に行きたいとおねだりされました。

こんばんは、えりちゃんです。

 

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本や鑑賞に関してはできるだけ希望を通してあげたいと思っているわたし。

 

行きたいものがあるなら行くしかない!

と調べました。

 

 

車椅子ファミリーが舞台を鑑賞するときに調べる3つのこと

  1. 駐車場の有無
  2. 車椅子席の場所
  3. 同席の可否

 

駐車場の有無

車で行く時は、行きたい施設に駐車場が併設されているか確認をしています。

駐車場が併設されていない場合、コインパーキングの利用が必要。

車椅子ユーザー×コインパーキング、とてつもなく相性が悪いんです。

車椅子ユーザーが車から乗り降りをする時、ドアを全開にする必要があります。

コインパーキングにはそのスペースがないことが多い。

停められても降りられなきゃ意味がありません。

 

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加えて、コインパーキングに設置されている車止めもなかなかくせものです。

車椅子を置きたい場所に車止めが来ることが多々、なかなかの障害となります。

四肢麻痺ユーザーの場合、つまむ作業が難しいので発券や精算もひと苦労。

 

駐車場がなければ近くのコインパーキングに停めたらいっか〜と気楽な気持ちで車を出すことができないのです。

 

車椅子席の場所

絶対に見たい舞台やからアリーナ!

これはとりあえず行くけど後方でいいかな。

そんな選択ができて当たり前と思っていませんか?

 

車椅子席は固定されていることが多いので見たい席で見れることはあまりありません。

 

今回、アリーナを選びたかったわたしですが、ホームページを見ると車椅子の方は〇〇席もしくは〇〇席をご予約のうえ、ご連絡ください。との記載。

 

希望の席は車椅子ユーザー対象外でした。

見れるだけありがたい、といえばそうなのかもしれませんけどね。

ちなみに障害者割引等はなく一般の方と同じ料金です。

 

 

同席の可否

家族や友人とお出かけといえば、ひとグループになりますよね。

席も離れ離れではなく、横並びや近辺が一般的。

でも、グループ内の誰かが車椅子席を利用するとして、グループみんなで一緒に見ることはできるのでしょうか。

 

答えは、厳しい場所が多い。

車椅子席は独立していることが多く、グループ単位となればなかなか横並びや同じ場所でみることができません。

 

映画館でも車椅子席は独立状態。

車椅子パパと映画館 - ウィルチェアファミリーチャンネル

 

今回の舞台の席に関して、ヘルプデスクの方に尋ねてみました。

 

ヘルプデスクでの回答はこちら。

車椅子席は介助者1名が同席することができます。

車椅子の方、介助者の方、お子様となると現場判断になるかと思いますが、原則車椅子席は介助者1名が同席となります。

 

わからなくもないんです、車椅子席がわたしたちファミリーでいっぱいになって他の車椅子ユーザーに迷惑をかけることはできないし、わたしたちも望んでいません。

とはいえ、今回のようなひとり車椅子、ひとり健常(ヘルプデスクの方がいう介助者)、ひとり未就学児、の場合、なかなかここにはまりきれません。

 

車椅子ファミリーにつきまとう悩みです。

車椅子家族でUSJに遊びに行きたい! - ウィルチェアファミリーチャンネル

 

 

 

【ない】を挙げることは簡単ですべてをクリアすることは難しいですが、こんな中でもやりたいことは決まっているのでいかに形を合わせて妥協点を見出していくか、になってきます。

今回子供が行きたがっている舞台はまだ鑑賞していないので、どんな結果が待ち受けているのかは解りません。

記事にするかもわかりませんが、楽しめることを期待しています。

そして車椅子ユーザーにファミリーがいることを施設側にも知っていただき、無理のない程度でいいので柔軟に対応していただけたら嬉しいです。