こんばんは、えりちゃんです。
先日、旅行に行きました。
やはり非日常は新鮮で、旅とは良きものです。
今回は3家族での旅行で、車椅子ファミリーは我が家だけでした。
老若男女の合わさった旅であり、車椅子ユーザーにだけ配慮を気にしていればいいという旅でもありませんでしたが、ひとまず車椅子ファミリー目線でお話をしましょう。
誰に合わす?
『あそこにいきたい!』と誰かしらから発案があっても、車椅子ユーザーが行くことができる場所かどうかまでは考えていないことが大半。
せっかく出た案に対して〝車椅子では無理〟〝車椅子でも可能〟か確認をして伝える必要があります。
大半が行きたくて盛り上がっていても〝車椅子では無理〟が水を差すことも。
過半数にあわすのか、こどもの希望にあわすのか、車椅子ユーザーにあわすのか、毎度のすり合わせが必要です。
車椅子で必要なケアはどう伝える?
メンバーに車椅子の人がいてるという認識があるイコール車椅子ユーザーにとって必要なケアを全員しっているわけではありません。
〝身障用駐車場〟〝バリアフリールーム〟以外にも気をつけないといけない点はたくさんあって、パートナーのわたしでも言われないと気付かないこともたくさん。普段はできることでも、旅先では環境が整っておらず介助が必要となることもたくさんあります。その場合は、本人発信でなければ必要なケアも気付きにくいです。
経験を踏んで理解をしていく
車椅子ユーザーとの旅行に限らず、基本的に旅行は自分軸でしてきています。自分軸以外の旅行は経験を積むことでアップデートされます。
子連れで旅行に行った経験がないと、「授乳室やおむつを変えるシートがある場所がいい」だとか「ウェルカム子連れのホテルというものがある」だとか、「子どもの年次に合わせた遊び場」だとか、子ども軸での旅行を計画するのは簡単ではありません。必要な施設だったり子連れに優しい場所を探すには、ある程度の慣れ、経験値が必要です。
同じように、車椅子ユーザー軸での旅行、高齢者軸での旅行、いろいろな軸があり経験を積むことにより必要なケアや考え方をアップデートしていくのだと思います。
もちろん楽しむべき旅なので難しく考えず、行き当たりばったりや試行錯誤するのも旅の醍醐味ですけどね。
せっかくの非日常、全員が楽しめるようにいろんな知識を持っていたいなと思う今日この頃でした。