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車椅子ママがラクになる!子どもの習慣5選

こんにちは。

車椅子ママのみっちゃんです。

先日、いちばん下の息子が幼児園を卒園しました。

自分のことはだんだんと自分でできるようになってきました。親離れももうすぐかなあ。(まだ早い?)

 

ということで、幼児のうちからこれを身につけると、車椅子ママが格段にラクだ!と実感した、生活の中の5コマをご紹介します。

 

習慣にしてくれてありがとう!車椅子ママがラクになった子どもの習慣

  1. 就寝と起床

    絵本を読んでほしいとか(読んであげたいとか)、一緒に寝るときには、車椅子親も添い寝することになりますよね。

    布団やベッドに移乗するので、どうしてもそのまま一緒に寝てしまいたくなるじゃないですか。 夜はただでさえ体力が底なんです。寝たい欲求に打ち勝つためには精神力がえらく必要な時間帯だと思います。 子どもと一緒に寝落ちしてしまい、やりたいことがやれなかった!となるくらいなら、子どもに「1人で寝て、1人で起きる」を身につけてもらうと、寝かしたり起こしたりがなくなるので、それだけでラクになりました。 私が絵本を読んであげたいときには、あまり制限つけずにたくさん読んであげます(サービスデイ。笑)

  2. 朝ごはん

    自慢じゃないと言えばウソになりますが、息子は自分の朝ごはんとお弁当を自分でこさえます。最近は私が手を出すと怒られるようになりました。なんて自立心の強い子なの。

    といっても、卵焼きやウィンナーを焼いたり、キャベツを切って炒めたり、ブロッコリーや枝豆を解凍してお弁当に添える、といった簡単なものです。

    朝ごはんはそれぞれ好きなものを準備してくれるとラクです。他の家族と朝ごはんを食べる時間帯が違うときは、ずーっとキッチンで子ども達の要求を聞いていたので地味にストレスでした。ちょっとは動いてよ!と思ってました。 動いてくれるようになったのは、上のお姉ちゃん2人ではなく、一番下の息子でした。今では次女に息子が卵焼きのやり方をレクチャーするくらい、卵焼きを焼くのがうまくなりました。

    朝ごはんくらいだったら自分でちゃちゃっと作れるようになってくれると、そのあいだママは他のことができたりするのでだいぶラクです。

  3. リビング学習

    なぜ、リビング学習か?というと。

    子どもの自室にこもられると、そこで何をやっているか、いちいち確認しに行かなければならないからです。子ども部屋が2階にあったり、いつも自分がいる場所から少し離れた部屋にあったりするだけで、行ったり来たりするのは少し面倒です。大した面倒ではないのですが、1日のうちに何回も呼ばれたり、読んだりするのって、数が重なるとちょっとイライラしたりしませんか? だったら、最初からリビングで。それぞれのご家庭の事情があるので、一概にリビングがいい!とは言えませんが、だいたい目の見える範囲にいてくれるだけで、大きい声で呼びかけなくて済むし、行ったり来たりもないのでラクだなと思っています。この習慣がついてよかったなと思うもののひとつです。

  4. ベッドメイクと布団敷き・たたみ

    車椅子ユーザー、座ったまま布団を敷いたりたたんだりすることが、どえらい大変です。結構体力使うなーって毎度思います。ベッドなら畳まなくてもいいんですが、時々ボックスシーツを洗ったり、かけ布団カバーを洗ったりもするじゃないですか。あれのセッティングも、座ったままやるのってかなり骨が折れます。やりますけどね・・・やっぱり人に手伝ってもらえたほうがラクなわけです。 ベッドメイクや、布団を敷いたりたたんだりするのを習慣づけてくれると、ありがたいなって思います。

    ちなみにうちは言えば手伝ってくれますが、あまり率先してはやってくれません笑。もう少し仕込まねば。

  5. かわいい子どもには旅をさせよ
    これはどういうことかというと、小学生にもなればお姉ちゃん、もしくはひとりでも、新幹線に乗っておばあちゃんの家に行ったりしてもいいなと思うのです。そのためには、お泊まりの体験をさせておくと、親から少し離れても大丈夫、っていう気持ちが育ってくれます。息子の通っていた幼児園は、年少の頃から夏と冬に合宿があり、長い時は3泊4日も親元から離れ過ごす機会がありました。行きたくないと泣くこともあるのですが(年長でも泣いてた)行ったら行ったで「楽しかった!」と帰って話してくれます。かわいい子には旅をさせよ、です。 これなら長期休暇に親が同行できなくても新幹線に乗って子どもたちだけで行き来できると思います。

おわりに

他にも、こんなことを早いうちに習慣づけてくれるとラクだ、って思うことはたくさんあるかと思いますが、これも人それぞれ意見が違うと思います。

私が子どもに願うのは、子どもらしさも大切にしつつ、自分のことは自分でできる子になってほしいなと思います。親の負担が減るっていう単純な話ではなくて、そのほうが本人のためだと思うから、寄り添いつつも見守り、手は出さなくともしっかり愛情を注いでいます。 まだまだ膝の上に乗ってくるし、ハグしてくるし、スキンシップの激しい息子ですが、いつかこの距離感はなくなってしまう。それもわりとあっという間に。

いまの子どもらしさを愛でながらも、身につけることはしっかり身につけてもらえば、ママも余裕ができて、親と子、お互い良い関係性でいられるかもしれませんね。

 

ps.あと、欲張りかもしれませんが、本を読んでくれるようになったらいいな〜と思います。遊び相手がいなかったりゲームがないと「ヒマ!」っていうのやめてほしい。