ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

車椅子パパと1歳次男の過ごし方

 

 

えりちゃんにお題を出してもらいました。

のりちゃんです。

 

「半日くらいパパと子どもだけで過ごす方法は?」

 

ということで我が家の場合をご紹介します。

 

8歳長男と私の時間を意図的に作ったり、

長男の習い事や行事の送迎、私の通院のために

夫の休みの日に1歳の次男を夫に任せることがあります。

 

そんな時はソファやベッドで寝転んで高い高いをして遊んだり

リビングで積み木をしたり、YouTubeを見せて作業をしたり、

抱っこで寝かしつけたりして待っていてくれるようですが

時間のかかるトイレは、

次男に追われて苦労しているようです。

 

夫と次男の2人だけでの外出は、

自由に駆け出す次男を追えないため

まだまだ難しそうです。

 

大人しく夫の膝に座っていた長男とは違い、

次男は膝に乗るとすぐに降りて走り出すタイプです。

 

 

ただ夫が子どもを見れるからと言って

気軽に預けれるかと言うとそうでもなく

 

彼が日常的に

自分のケアで時間が取られていることを知っているから

自分時間も作ってあげたいし、

仕事で疲れてもいるだろうなと思うとつい

「連れてった方がいいよね」 

と聞いたり、

遠慮してしまいがち。

 

今も髪を切りたいと思いつつも、

かれこれ夏から美容室に行けてません。

 

自分を後回しにしがちな所を

私も何とかしなくちゃな…。

 

 

車椅子のパパがどのくらい子どもを見れるかは

日頃どのくらい主体的に子どもの面倒を見ているかに加え、

 

親側の因子、子ども側の因子、環境因子によって大きく左右されるのでは無いかなと思います。

 

親の因子としては、残存能力や体力、障害程度や部位などがありますし

子どもの因子としては性格や年齢などが挙げられます。

 

環境因子としては住宅環境や、子どものお世話グッズ、ものの位置などが家族主体になっているのか車椅子ユーザー本人主体になっているかなどです。

 

この3つの中で簡単に

変えることができるのは、環境では無いでしょうか?

 

障害のあるひとの“障害”は、

環境と本人の持つ能力との齟齬によって生まれます。

(たぶん)

 

環境により障害の程度が変わるということは

ほんの少しの環境調整で、

できることが拡がる可能性があるとも言えます。

 

ただ、父子双方の安全が第一ですので

決して無理をせず、スモールステップを重ねて

父子、両方の自信をつけていけると良いのかもしれませんね。

 

ちなみに8歳の長男と夫は、

私の出産により2人きり生活を経験済みです。

 

お互いの“できない”を補い合うことで、

もう2人きりで過ごせるようになりました。

その話はもうしましたっけ?

 

 

次男がそうなる日も、いつか来るかな?