ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

【質疑応答】〝ひとりの時間〟はあるの?

こんばんは、えりちゃんです。

 

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なぜかここ1週間で4人からご質問をいただいたお題、『〝ひとりの時間〟はあるの?』について真剣に考えてみました。

車椅子ユーザーをパートナーに持ち、子育てをしている生活ってなかなか想像できないですよね。

わかります、わたしもよくわかりません。

なので質問いただいたタイミングを機会に、少しだけ自分の生活を振り返ってみました。

 

〝ひとりの時間〟とは?

「ひとりの時間」の定義は、「心理的にひとりでいる、 単独であると感じられる時間(ただし、他者の存 在や行為遂行の有無は問わない)」である (増淵, 2014)。

 

Google先生に聞いてみるととても難しい、深い返答がありました。

が、わたしが問われた〝ひとりの時間〟の意味は〝介助や子育てから解放されている時間はあるのか〟と思われるのでその前提で考えます。

 

需要があるかはさておき、ここからは質疑応答の形でお送りします。

 

〝ひとりの時間〟はあるの?

回答

あるのはある。

たとえば通勤時間(約1時間)。

たとえば仕事のお昼休み(約1時間)。

たとえば子どもがお稽古中(約40分)。

このあたりがわたしのフリータイムです。

これを〝ひとり時間〟と称していいのかは受け取り手次第ですが、この時間を使って提出すべき書類を整理したり、ぼーっと人間観察をしたり、調べものをしてみたり、買い物をしたり、心を落ち着かせたりしています。ブログを書くのもこの時間です。

自分のやりたいこと(やらざるをいけないタスク含め)に集中できる貴重な時間です。

朝は子どもと一緒に起きる(どれだけそーっと起きたとしても、わたしが起きるとセンサーが働いて起きてくる)し、夜は子どもと一緒に寝る(ただの寝落ち)ので子どもが登園していない間はほぼ子どもとべったり。

洗濯とかで子どもの視野からわたしがいなくなるとと、3分ほどで探してくれるので生存確認もばっちり。

 

のみにいったりと友達と遊んだりしてる?

回答

ほぼしてません。

夜は子どもの寝かしつけがあるので飲みには行きません。

もしものときいつでも運転できるように産後はお酒も絶っています。

昔ながらの友達と会う機会も今はほぼないです。

わたしが友達と約束をしてあうのは年に1度あるかないか、です。

もちろん子どもも一緒のランチ集合夕方解散です。

昔はよく友達とウィンドウショッピングをしていましたが、いま上記の時間にパパッと買い物をすませます。

子どもを遊ばせるためにママ友とは遊び?ます。

 

1時間以上のまとまった〝ひとりの時間〟はあるの?

回答

あるといえばある。

平日は基本的に仕事で、有休はほぼ子どもの体調不良につかいます。

たまに運良く体調不良以外で有休をとれたときがまとまった〝ひとりの時間〟となります。

歯の定期健診や美容室、車のオイル交換等子どもを連れて行きにくいコンディション調整に使うことがほとんどです。

半年に1度あるかないかです。

 

どうしても時間がほしい時はどうしてる?

回答

親等まわりに子どものお世話をお願いします。

できるだけまわりに負担をかけないように気をつけていますが、子どもを連れていけない場所にいく必要があるなど、自分だけではどうしようもないときはお願いしています。

歯科健診に引っかかって歯医者に通う時とか。

 

旦那さんに子どもをみてもらうことはできる?

回答

短時間なら出来る。

遊ぶ方法、場所にもよりますが、整った環境であれば45分くらいはいけると思います。

お菓子と飲み物を揃えた上で、テレビを見てる子どもを見守るとか。

お外遊びを任せっきりにするのは少し不安です。

車椅子に加え握力がない状態だと、危険な時にとっさに助ける、保護する、抱き上げる、抱きしめる等ができないのでもう少し子ども自身の危機能力や身体能力がついてからと思っています。

 

たいへんじゃない?

回答

他の生活を知らないからわからない。

いかんせんこどもがいる生活も頸損がいる生活も初めてなので、ほかに楽な(?)方法があれば教えてください。

 

個人的には子を持つ親はひとりの時間はほぼないと思っているのだけど、どうなんでしょう。

特に片親で育てている方々。

実家から離れて育てている方々。

どうやって時間を工面していらっしゃるのか、わたしもお伺いしたいです。

いつか、子どもが巣立ったあと、旦那さんは自宅待機でのんびりひとり旅、恐山に行ける日を夢みて今日も今ある時間を噛み締めながら1日1日を過ごします。