ドーナツを買うつもりが気付けばドーナツとサーターアンダギーが買い物袋に入っていました。
めんそーれ、えりちゃんです。
さて、前回の続きです。
wheelchairfamily.hatenablog.com
《生後6ヶ月から10ヶ月》
この頃のパパは受傷後1年がたち、自立支援施設に入所が決まります。
もちろん家族と過ごすために退院、という選択肢もあったのですが自分でできる動作を1つでも多く獲得するために入所を決めました。
施設は基本的に行動はフリー。
家族なしでの外出も可能になりました。
とはいえまだまだ脊損歴1年ちょっとの新人さん。
施設近辺のみという条件付きでした。
そんな中、ベビーはメキメキと成長をとげます。
成長の早い子だったので5ヶ月でひとり座りをはじめるなどなかなか身体のしっかりしてる子でした。
セッティングが必要ですが車椅子にのっているパパのお膝の上に座れるようにもなりました。
ベビーの成長と少し落ち着いたこともありこちらからもパパの病院に会いに行くことができるようになりました。
ただ、パパに会いに行くには車で2時間弱かかるのでわたしとベビーだけの移動は厳しい。
寝不足のなか往復運転しつつひとりでベビーの機嫌とるのはハードモードじゃないかい?
ということで私の父母もついて来てもらってました。
病院についてからはパパとお散歩したり、病院近隣のご飯屋さんへお昼ご飯を食べに行ったりと3時間ほどの滞在だったように思います。
それでも往復の時間をいれるとベビーには長旅。
まだ歩かれへんし寝転がるところもなくずっとチャイルドシートや抱っこやからベビーにとってはしんどかったかもしれません。
付き合ってくれてありがとうやで。
《生後11ヶ月から1歳2ヶ月》
パパがついにひとりで電車に乗る動作を獲得。
遠方への外出も自由にできるようになりました。
ついにパパがひとりでベイビーに会いに帰ってこれます。
今となってはなんで電車に乗るなんて簡単なことビビってたんやろ。って余裕こいてるけど、当時は【周りから好奇の目でみられる恐怖】がどうしても拭いきれないとかなり悩んでいました。
今でも時々その葛藤に苦しんでいるように感じます。
ただ、いつまでもベビーやママに負担をかけて病院に来てもらってばかりではいけない!自分はなにをしてるんだ!と悟り、大きな一歩を踏み出したようです。
初めて3人でお出かけをしたのもこの時期です。
3人で電車に揺られ遊びに行きました。
パパもベビーも大喜び。
ただママはご飯もろくに食べられず疲れ切ったのはここだけのお話。
初めての試みに右往左往。
ママはベビーにご飯を食べさせるのに必死、もちろんベビーは食べ終わったジッとしてるわけもなく。
この頃のベビーは歩けるようにもなったのでひとりで移動できるのが嬉しくて仕方がなく動き回る逃げ回る。
パパはパパで自分の守備範囲を守るのに必死。
と、少々脱線しましたがパパとベビーの成長により家族の時間を過ごせるようになりました。
ちなみに我が家の外出は車椅子×ベビーカーではなく車椅子×抱っこ紐、が主です。
かさばるもしかりですが、そもそもベビーがベビーカーを嫌がるんでね。
すぐ降りようとするから全然進まへん。
肩ベルトしても関節抜いてるんじゃないかと思うくらい華麗に抜け出してきます。
イリュージョン。
さ、脱線がとまらなくなってきたので今日はここまで。
多分次で終わります。
お付き合いありがとうございます。
☆☆☆
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