こんにちは、世界の中心で愛を叫ぶ、えりちゃんです。
今日は少し難しいけれど大切なお話をします。
保険料払込免除はご存知ですか?
世の中は保険商品であふれかえっています。
健康な時に加入して、受傷後もそのまま契約を継続している保険はありませんか?
ぜひ一度、整理してみてください。
生命保険会社によっては、医療保険やがん保険などで高度障害状態や不慮の事故で所定の障害状態になった場合、保険料免除になる商品があります。
一般に生命保険では、高度障害状態になった場合に死亡保険金と同額の高度障害保険金が支払われ、契約は消滅しますが、保険料の払い込みが免除となる場合は、契約は継続するため、高度障害保険金は支払われません。
もしかしたら、保険料免除になるかもしれない保険契約があるかもしれませんよ。
(ないかもしれへんけどな。)
参照
http://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/life_insurance/life_insurance_q13.html
条件はなに?
多分免除要件は基本的にどこの保険会社さんも一律なんやと思います。
知らんけど。(わざわざブログにしてるのに知らんのかい。)
どこの保険会社さんのホームページにもこんな感じのことは書かれてるからそんな気がします。
【高度障害保険金の受取対象となる高度障害状態】
▼両眼の視力を全く永久に失ったもの
▼言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
▼中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
▼両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
▼両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
▼1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
▼1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
参照
https://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/life_insurance/life_insurance_q25.html
脊髄損傷関係なら当てはまりそうなものありません?
永久に。って言いかた、拒否反応でるけどな。
iPS細胞あるし!ES細胞あるし!っていいたなる。(申請できへん。)
免除対象なのかどうやってわかるの?
ご自身の保険が免除対象なのか、わからないですよね。
簡単です。
保険会社に確認しましょう。
手元に保険証券をもってきて、フリーダイヤルへ。
このブログを読んだ今がタイミングです。
ほんの10分程度で今後一切の保険料が免除される可能性あるんですよ。
ちなみにメットライフさんは先方さんより教えてくれました。
入院給付金、手術給付金を請求したらね。
もしかしてもしかすると、保険料払込免除対象かもしれませんよ?
なんとも言われへんけど、一回診断書だしてみたら?
気になる方はこちらの電話番号に、コールミー!!!!!
みたいな手紙がやってきたんです。
(手紙探したけどすぐ見つからへんかった。)
なんて親切な会社だ…!!!と早速電話をさせてもらいました。
どんな診断書が必要?
電話をした数日後、書類一式が届きました。
出すべき書類で超大切なのがいわゆる、障害診断書です。
これがすべてで、この書類をもとに該当するか否かを保険会社さんが決めていきます。
こちらの書類は主治医の先生にお願いし記入してもらいます。
(もちろんお金かかります。)
ちなみに四肢麻痺や上肢の怪我で字を思うように書けない場合、代筆でも可能です。
申告すれば、『代筆に関する確認書』を送ってくれるので言ってみてください。
(各保険会社さんによって対応違うやろうから確認してください。)
注意点
▼ダメ!症状固定前の手続き!
保険会社さんから免除対象かもよ?のお手紙が来た時、まだ症状固定前でした。
とはいえお手紙がきたので手続きを進めてみると、症状固定じゃないからまだ診断書を書いてもらえない。(よくかんがえたら当たり前。)
なのであせらず、症状固定後に手続きを進めてください。
▼ダメ!診断書の過信!
先生に診断書を書いてもらったあと、ぜひひと呼吸おいてから提出するようにしてください。
我が家は保険会社さんに診断書を提出したあと、『誠に残念ですが…』と対象外の連絡を受けました。
保険会社さんに電話をしてみると、『歩けるとの判断』だとのこと。
診断書には上肢の麻痺についての記載はあるものの下肢についての記載はなかったそうです。
保険会社さんが症状伺いで病院に電話するも個人情報で教えてもらえず、上肢についてのみ記載の診断書にて判断をしたため対象外となったとおっしゃっていました。
こちらこそ誠に残念ですが実は完全麻痺で歩けません。とお伝えし、再提出させていただくことになりました。
診断書はまた白紙を送ってもらえます。
もともと提出していた診断書に追記することも可能です。
診断書を提出するときは念のためにコピーをとっておくことをお勧めします。
コピーがあったおかげで保険会社さんとの話もスムーズに進みました。
受傷後ね、やることはほんとたくさんあります。
でも日々の生活もあります。
収入が途絶えた(少なくなった)今、支出を減らすことも収入アップにつながります。
受傷者本人はリハビリや体調管理で大変かと思いますが、ぜひ自分の生活を守るため、家族の生活を守るため、今後の生活のため、自分と向き合うため、ご自身で手続きをしてみることをお勧めします。
今はスマホがあるから入院してても施設にいててもほしい情報は手に取るようにわかります。
書き方や進め方がわからなければネットで調べたらいいし、ネットでもわからなければ保険会社さんに電話すればいい。
一度トライしてみませんか?
さて、今日はここまで。
良い子はねんねのお時間です。
障害診断書の夢を見てうなされましょう。
おやすなさい。