こんにちは。夏休みが明けて随分たつのに
忙しないわが家。
どうものりちゃんです。
今日は私たちだからできる、小さな小さな
でもこういうことの積み重ねが社会を変えていくんじゃない?って思ってる事のお話です。
小さな影のお仕事
以前から私は訪れた先のレビューをGoogleに投稿するようにしています。
なぜって?それはみんなが見る場所だがらです。
そして、私には車椅子ユーザーと子どもと一緒に出かける際にどこを気をつけるか、
そこがどうだったかを伝えれるからです。(但し、我が家族の一事例に過ぎません)
ですが1つでも情報があるだけで、安心して出かけられる人もいるかもしれません。
私のように心配性な人が、出かける前にありとあらゆる店舗写真を探し
入口の段差やテーブル形状をいちいち探す手間を省けるからです。
レアな形態の家族だからこその目を持っている人がたくさん集まれば、
情報も充実し、いずれ障害を持つ人や障害を持つ家族連れが
どんな情報を必要としているかが、お店側にも社会にもわかるようになるかもしれません。
私たちだからできること
福岡でホテルのバリアフリーを調べている車椅子ユーザーの友人がいるのですが
ある時彼が調査に行った先のホテルの方から言われたそうです。
「車椅子のお客様には何が必要ですか?お泊まりいただいたお客様から、フィードバックをいただくことがなくて、何が良くて何が良くないのかがわからないんです。」
自分の知っていることは、もちろんほかの人にもわかるはず。
考えたらわかるでしょう?
と思いがちです。
ですが、人は経験したことやその周辺の情報しかアンテナが立たないようです。
ある時あるお医者様と話していた時にこんな話が出ました。
「妊婦になれば妊婦は街にこんなにもいると気づく。子連れは子連れが目に入る。人の目は、自分に近しい人に向きやすい。それ以外はピントが合わないんだよ。」
自分が気づいたことは、実は自分の固有の感覚によるものです。
誰のものでもなくあなただけのもの。
だからこそ、気づきがあったらそれを社会に対してフィードバックしていけばいいのです。
自分の生きやすさを作るのは自分が、小さな小さな波紋を起こさせるかどうかが
第1歩なのでは無いでしょうか?
私が気をつけている点
・車椅子ユーザー目線で嬉しかった対応や良かった点、改善してもらえれば嬉しい点
・子連れ目線で嬉しかった対応、こうしていただけると使いやすい点
・入口の形状や駐車場情報・テーブルの足の形状、中の広さ、具体的な合理的配慮など
そして良かった点を書きます。
それがお店側の自信になれば、より取り組んでいただけるきっかけになるかもしれないし
配慮してくださったお店側への感謝です。
私たちの感じている世界をフィードバックして社会に還元して行くことで
私たちのような家族構成の人だけではなく
他の誰かの困りごとも解決できるかもしれません。
小さなことの積み重ねで
社会の認識を変えていくことができるかもしれません。
たった1人の革命家が変えてくれるのを待たなくとも
一人一人が押し上げることで
確実に社会は変わっていくと私は信じています。
なぜなら私達も
社会の、いち構成員なのですから。