こんばんは。えりちゃんです。
先日zoom相談会で初めて顔出しをしました。
初日のみの参加でしたがとても有意義な時間を過ごさせていただきました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
普段気づかないことが多いですが、いざ車椅子を使ってみるといろんな場所に試練は潜んでいます。
写真を見てください。
極めて普通の道ですよね。
でも知ってました?
道路は平らではないんです。
実は中央が高く、路肩が低くなっているんです。
(例外あり)
政令で定められている降雨対策のためです。
参照 国土交通省
日本は雨が多いので道路に雨水が溜まってしまうと危険です。
雨水をできるだけ側溝へ導くように傾斜が設計されているんです。
まだそんな知識を持ち合わせていなかったある日、主人と病院のまわりをお散歩していました。
車通りの少ない住宅街だったんですが主人は道の真ん中をこいでいました。
車きたら危ないしもっと端によったら?
そんな声かけをしました。
その時の返答が
端は坂になってるからバランスとりにくい。
やったんです。
段差のないきれいに舗装された道やったから思いもしない返答に驚きました。
きっと熟練車椅子ユーザーさんはシャクシャク余裕でこげる道なんでしょうけど、体幹のない駆け出し車椅子ユーザーにこの微妙な勾配はボディブローのように効いて体力を消耗する一因だったんです。
これから技術を磨くことによって気にすることなく道の端も通ることができるようになるのでしょうが、このときはまだまだ車椅子ユーザーのひよっこ。
ちょっとした段差にも引っかかるし長距離はこげない時期。
わたしも車椅子の扱いがわからない介助初心者さんでした(今もですが)。
まだまだこれからも驚きの発見はたくさんあるかと思いますが、車椅子ユーザーの方々は微調整をしながらいろんな道を通っているんだなと初めて認識した出来事でした。
今まで気づきもしなかったことも、車椅子ユーザーがそばにいることにより発見がたくさんあります。
外は試練がいっぱい。