ご機嫌よう、えりちゃんです。
車椅子ユーザーを親に持つ子どもは、親の障害とどう向き合う?
先日のズーム座談会ででたお題のひとつでした。
我が家も息子が1歳10ヶ月頃にパパは車椅子ユーザーということに気づいたようで、街行く車椅子ユーザー全員に『パパ!』と指差し声をかけるようになりました。
彼の中ではパパ=車椅子👨🦽なんでしょう。
今後、こどもの成長の中でお友達のパパは車椅子ユーザーじゃないと気づいた時どんな気持ちになるんだろう。と思っていたため、zoomででたこの話題はとても気になるものでした。
3児を育てるみっちゃんが特にこれといってなにも言ってこないかな?ママ車椅子だね〜みたいなことは言うけど。と言ってたのが印象的です。
親が障害者であることは子どもにとって特別なことではないのかもしれません。
実は、わたしは障害者を親に持つ子どもです。
親が聴覚障害です。
耳が不自由で音が聞こえません。
いわゆる手話、を第一言語として使用しています。
ふっと自分に質問してみました。
親が障害者と気づいた時、自分がどう思ったのか。
正直、親が障害者だという認識を持ったときの記憶がありません。
ただ、障害に関してひとつだけ、親に質問した記憶はのこっています。
匂いはわかるの?
苦笑いをされたことも覚えています。
今思えばすごい質問なんですけど、当時は聴覚障害という言葉さえしらないお年頃。
親が健常者であれば…?というタラレバな質問も、今まで受けたことがないので考えたことがありませんでした。
子どもは今ある環境が当たり前として育っているので、もしかしたら親や周りが勝手に心配しているだけなのかもしれません。
ただ、個人的に外部環境が息子にどう影響を与えるのかはとても不安です。
この記事にはとても共感がもてました。
障害のあるお母さんに育てられた僕らの共通点・前編「小学校時代、友達の反応が……」
わたしの親も地域の集まりによく顔をだしていました。
子ども会の役員やソフトボールのコーチなどなど。
口話や身振り手振りで同級生や地域の子どもたちと関わりをもっていました。
そのおかげなのか、友達からも親のことをなにか言われることはなくみんなが当たり前、として過ごしていたように思います。
もし幼少期に友達から、あなたの親、へんだよ。だとか、おかしいよ。と言われていたら現状の受け入れ方も違っていたのかもしれません。
障害等関係なく、まわりの環境や意見は本人に大きな影響を与えます。
ぜひ、息子も理解に富んだ外部環境に恵まれてほしいですし、そのためにわたしたち親もなにか働きかけていけたらな。と思います。
もちろん感じ方、育ち方、性格、等々個人それぞれなので一概には言えませんが。
えりちゃんでした。