ウィルチェアファミリーチャンネル

当ブログにご訪問ありがとうございます! 【wheelchair family channel 】ウィルチェアファミリーチャンネルです。 車椅子ユーザーでも臆せずパパママになれる社会にむけての情報をメインに発信しております。当たり前ですが、車椅子ユーザーでも家庭を持って子育てができます。 少しの工夫をみんなで共有して大きな愛のある生活を手に入れませんか?

車椅子パパは町内会の役はどうしてるの?

どうものりちゃんです。

保育園のお祭りに、地域のお祭りと祭三昧してきました(超ハード

 

人だらけで身動き取れない中を、車椅子も子ども乗せてガンガン進みます。

(私が先に行って道を拓く!デブ万歳)

 

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今年は息子も随分歩いてくれたからよかったけど

なんでまず最初に金魚ゲットしちゃうかな(;^ω^)

うちの父子は・・・。

 

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さてさて車椅子の人のつくる家庭ってどんなだと思います?

 

なんか凄く大変そう?

可哀想?

 

確かに他の家庭よりは色々時間のかかることや工夫が必要なことはたくさんありますが

結構何とでもなる!

皆さんが思ってるより、普通の家庭だったりします。

 

 

もちろん受傷部位や残存能力、体力にもよりますし

環境側がどこまで受け入れてくれるかにもよります。

普通の基準をどこに置くかにも寄りますよね。

 

そう、障害のある人ができることって

環境側がどれだけ柔軟であるかによって大きく変わるんです。

 

 

 

先日は町内会の市報配りの日でした。

 

お手伝いがしたい息子を連れてご近所を周るのですが

当然他所のお宅がバリアフリーなわけはなく、

旦那がポストまでたどり着ける家はほぼ、ありません。

 

が、4歳の息子と旦那がペアになれば

大抵のお宅のポストに入れることができるのです。

 

まだ身長100㎝の息子に届かないポストは私が届けています。

 

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集金は私と息子が廻るか、

息子がインターフォンを押してくれれば旦那でも可能で、

息子の存在はとてもありがたいのです。

(本人のお手伝いしたい欲求も満たされますしね)

 

 

 

ところで、核家族で世帯主が車椅子の家庭って

町内会の役はどうされていますか?

 

 

 

うちは越してきて10年以上が経ちましたが役が回ってきたのは今回で2回目です。

班長さん、地味に大変(;^ω^)

 

引っ越してきた当初、旦那は

「出ないのもまずいし、でもできる気しないし、どうしよう???」

と言っていました。

地域の仕事がすごく多い地域に住んでいる義父も、その点が一番心配だったようで

私たちが義実家近くに家を建てなかったのは、そういう理由もあります。

 

 

新しい土地に住んで色々不安もあったのですが

町内会長さんがすぐに集会所の段差を埋めてスロープにする工事をしてくださり、

「できないことがあったら声をかけてくれれば手伝うから」と言ってくださったり、

できそうな役をさせてくださったりしたおかげで、

なんとか1回目をこなすことができ、今年は2度目の役員です。

 

 

私がやるのは配りものや集金等。

集会に出たり、親睦会や行事や会議を主催したり出たりするのは旦那♿がこなしています。

 

田舎ですが新興住宅地なので

旦那の実家や私の実家のように地域の祭りや、昔ながらの行事がなく

その点はやりやすいのかな。

 

 

年に2度の清掃活動も、男性は歩道の砂取り作業ですが

女子どもに交じって、旦那♿は火箸でごみ拾いに参加していますし、

ゴミ集積所の掃除当番も忘れっぽい私より、旦那が行くことが多いです。

 

 

参加することで近所の方に、車椅子の人がいると覚えてもらえて

これは難しいけど、こうしたらできる!というようなことを理解してもらえるんじゃないかな?と思っています。

 

 

面倒くさいことももちろん多いけど

すぐに受け入れ態勢を作ってくださった当時の自治会長さんには感謝です。

 

 

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我が家はこうして周囲の理解を得て、なんとかこなしていますが

地域によって町内会の仕事もさまざま。

 

これが昔ながらの地域の結束の強い村とかだったら、

きっとこなせなかったでしょうね。

 

 

以前、Twitterでそんな話になったときには

出不足金(?)を支払って出ていないという世帯主やってる車椅子ユーザーさんが多かったように思います。

 

車椅子ユーザーに限らず、家族形態も個人の在り方も多様化しているなかで

伝統ももちろん大切ですが

町内会のシステムも、個人の状況に応じられる態勢を持てればいいなと思います。

 

 

(しっかし、雪国の冬の配りものは過酷だよ笑 冬怖い笑)

 

のりちゃんでした。